【20180705ノートルダムの鐘 横浜】バックステージツアー
ノートルダムの鐘、初の、バックステージツアー!!
【注意】この記事では、劇団四季ノートルダムの鐘のネタバレを含んでいます。
ただ舞台裏を拝見できるだけかな~と思っていたけど、とんでもない!!!
舞台裏には、実際に使用されていた(つまりさっきまで使っていらっしゃった!!)小道具や衣装が………
あぎゃぁぁぁ・゜・(つД`)・゜・
幸せや!幸せやわ!
とりあえず、覚えている範囲で、レポートを。
まず、こんな感じでした。
【舞台】
- 登ってすぐ、床にいっぱい傷がついていることに気づく。いかに熱い演技が行われているかがビシビシ伝わってくる。
- バミリがいっぱい!「ジェアンベッド」とか、なんだかわからない暗号とか!
- 客席を見ると、壮観!!!!こんな風に見えるのか…。(四季HPの360°カメラの映像を見てみましょう)
サイドの2階、3階の立見席は見えなかったけど、それ以外の席は全部舞台から見えてる。 - 天井、高い!そして、照明がいっぱい。
- 照明が熱い。あれだけしか点いてなかったのに、熱を感じた。そりゃ、俳優さんは汗だくになるよね…あんな短時間だったのに、私も汗かきました。
- ちっさ!狭っ!ここに3人座ってるの?せまっ
- ベンチの下に箱。フロロー様の衣装とかが入ってるやつですね。
- カジモドが登る手すりには滑り止めがついてました。でも、削れてるとこも。毎日の熱さが伝わってきます。
- ベンチの奥には奥への入り口が。白いテープで大きな矢印が書いてありました。
- 前タワー奥には、上へあがる階段。
- まず、柵に大興奮!あの、手すりです!あの!!!!傷のひとつひとつが、木目のひとつひとつが、尊くて神々しくて愛しくて….
- 奥に、引っ掛ける系の小道具置き。剣が引っ掛かってました。
- 女性アンサンブルさんのかつら。小さい!!!ちっさ!!頭、ちっさ!!とてもキレイなウェーブがかかっていて、丁寧に作られているのが伝わってきました。
- 劇中に出てくるランタン(フレデリックの持っているもの、フロロー様のもっているもの)、エスメラルダの持っている短剣、カジモドの顔を拭いてあげる布巾(赤ちゃんに使ってあげるようなガーゼっぽい生地)、カジモドが王様に選ばれたときの杖。もう、大興奮で見たよね。これらは、思っていたより大きめに見えました。
- エスメラルダ、カジモド、フロロー様の衣装!!!!!これを見て平常心でいられるわけなし!
- エスメラルダ・・・トプシーで踊るときの赤い衣装。めっちゃ細い!そして、飾りとかが、めちゃくちゃ細かいし、丁寧!
- カジモド・・・衣装さんが側にいらっしゃったので、カジモドの衣装をちょっとめくって頂きました。左身ごろの内側にポケット。生地もマジマジと観察。麻袋っぽいな~と思っていたけど、想像通りです。でも、思ったより緑が薄かった。萌黄色くらいのイメージ?
- フロロー様・・・白い、正装の時の衣装。重そう。とにかく重そう。しっかりした生地。真っ白じゃないのね。ちょっとグレーっぽい。首から垂らしてるやつの十字架模様は、グレーシルバーみたいな色。
- 皆さんの衣装。ルイ様のローブと帽子、クロパンの登場時・祭りの時の衣装、リッチマンの衣装など…。とにかく全部丁寧で、しっかりした作り。ルイ様とリッチマンの帽子は、装飾がすごかった。
- グレーローブ。全て「F1」「M4」「カジモド」など、指定のハンガーにかかっている。めっちゃ分厚い!冬用の生地、って感じ。ウールっぽい?もっとツルっとした触感の生地かと思ってた!思っていたより濃いグレーだった。
- バラ窓の裏。ベニヤ板ぁぁぁw。ちょっぴり、ライトが漏れて見えてました。
- 扉の裏。左側にテープでバッテンが。暗い時にも見えるようにかな。右側には、開けるための取っ手。ここでカジモドが待機してるのか…と、胸熱。
- クワイヤ様が登る階段……。嗚呼。(´;ω;`) 狭い、工事現場の階段にちょっとカバーかけただけ、みたいな。この階段なのね、そうなのね、嗚呼……
- トプシーの舞台。ちっさ!こんなに小さいの?こんなに狭いのに、あんな妖艶なダンスを、あんなに大迫力に踊ってるの???真ん中に穴開いてた。なんの穴だろう?
- 王様選びの幕。穴のところに、俳優さんのメイクの汚れが…尊い!アクリル画っぽい、筆跡がたくさん残ってる感じの塗り。
- 火あぶりの薪。きれいにまとまっていた。苦しくて直視できなかった。
- 階段。でかっ。しっかりした作り。土台のところに、釘が2本飛び出していた。ここを持って移動させるのかな?
- ジェアンの手紙と、国王陛下の命令。
- 横柄な男の財布。革製ですね。
- ジプシーが逃げる時のカバン。革製?
- ガーゴイルの楽器。ベル2つ、男性8枠さんが持ってるベルが繋がったやつ、男性3枠さんが叩く鉄板。
- トプシーのタンバリン。皮を張ったものと、張ってないもの。これは普通の楽器でした。
- 柱の裏に、収納場所があるんですね。ミラクルロープフック、みたいな暗号が書いてあった。
- ベンチの後ろにはこっちも入口あって、矢印。
- イチゴを隠す場所、確認!!!思ってたより、上にあった。
- こちらの手すりにも、滑り止め。この日、エスメラルダに鉛を見せた後、彰孝さんは3段目から飛んでたけど、めっっっちゃ高かったよ?160㎝はあったよ?大丈夫なの???!!!
- クワイヤ席…。泣いてしまいそうなくらい、嬉しかった。側に行って、一礼。私の推し様が、毎日お世話になっています。感謝。女声クワイヤさんのところだけ、ちょっと覗けたんですが、水分を置いておかれる場所と、ベルを置いておかれる場所が見えました。
- 2階、高いよ…。カジモドは、あそこからロープだけで飛び降りてるの?
- ジェアンに渡すお酒の隠し場所確認!あのボトルは「ジェアンボトル」って言うのね(^^)
・・・っと、こんなものでしょうか。
また思い出したら書き足していくかもしれません。
帰ったら、舞台監督さんとの質疑応答が続いていました。
覚えているものだけ、抜粋で。
Q;石像にモデルはありますか?名前はありますか?
A;特に決まっていません。ノートルダム大聖堂と、ペーパーミル版の舞台装置の写真を、四季が大道具の作成をお願いしている会社に送って、作ってもらった。名前は特についていないが、上手下段の石像さんは、平良さんに似ているのでそう呼んでいる
Q;鐘に名前はありますか?
A;鐘の名前は、マリーだけが決まっていて、他のパスキエやガブリエルは、俳優さんが勝手に決めている!
でも、真継さんは秋劇場の時に鐘の整備の担当だったので、自分で名前をつけていらっしゃったそう。あくまで、真継さんの見解です、と強調されていましたが、以下の通りです
シャルル→この子だけ名前がなかったので、真継さんがフランスっぽい名前をつけた
ジャクリーン→この子だけ鳴らない(ジャクリーン、ちょっと修理する必要があるね)
真継さんが、鐘のことを「この子」と表現されていたところに、めちゃくちゃ愛を感じました!!!
Q;最後の方で、民衆がカジモドを囲んで墨を塗るのはどんな意味があるのか
A;とても象徴的なシーンなので、詳しくは言えない(どう受け止めるかは、観客の自由、という意味ですね)
例えば、最初に塗るのは女性3枠。この女性3枠は、カジモドにいちばん嫌悪感を持っているが、その3枠が最初に墨を塗る。
→カジが弱き者(ジプシー)のために戦った事への敬意。
→自分の恥をさらす、という意志
→見た目と心が逆、という問題提起
Q;本番では、俳優さんの他に何人くらいのスタッフがいるのか
A;本番の時についているスタッフを「本番付き」という。舞台10、照明4、音響3、衣装1、床山1
Q;ジェアンが死ぬところで、下手側にいるアンサンブルは何をしていて、何を表しているのか?
A;あのシーンは「ジプシーの病院」と呼ばれている。何をしているのか…は…。(観客に解釈をゆだねましょう)
とりあえず、覚えている分を書きだしました。
本当に充実したバックステージツアーでした。
今までも、舞台から、たくさんのものを受け取ってきましたが、こういうイベントがあって、今まで知らなかったことを知ったら、より一層、作品が愛おしくなります。
ノートルダムの鐘、大好きです。
今回も、お読みいただいてありがとうございました✨✨✨