英語と日本語をつなげる練習7~9
7
Do what makes your soul happy
心に花の咲く方へ
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(とある曲名なのはわかってます……)
(この言葉好きなのです………)
ここまで飛んで訳すのは勇気がいります。
このquoteを見た瞬間、日本語の「心に花の咲く方へ」が頭に思い浮かんだので、その気持ちに正直になってみました。
quoteの中には花なんて言葉はないし、心じゃなくてsoulだし……
直訳で日本語にするなら、
魂が喜ぶことをしよう
ってとこでしょうか。なんか、言葉のパワーがなくなっちゃう💦
直訳か。
意訳して言葉のパワーを優先するか。
その場合、どこまで飛ばすのか。
難しい……!!
8
Be with someone who is proud to have you.
君がいてくれて良かった!って思ってくれる人と一緒にいよう。
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proud to have you はこれでいいかなと思うんだ……と自分に……言い聞かせて……でもやっぱり「誇り」って言葉に未練はあるのです……誇りって言葉は強いから。
英語のproudの中にある重みと日本語の誇りの中にある重みの方向が少し違うので、その違いを出せるようになりたい。
君がいることを誇りに思う!って思ってくれる人と一緒にいよう。
(やっぱり未練たらたら)
haveのニュアンスが消えてしまったのももったいないけれど、日本語に無理に乗せると異質になるのでやめました。
いちばん納得いかないのは、Be with が回りくどくなってること。
もっと短く簡潔に「(一緒に)いる」って言いたいけれど言葉が見つからないのです。
英語を味わう力はもちろん必要だけど、それよりも、日本語の味を引き出す力が圧倒的に足りてない……(>_<)
9
I'm coming for everything they said I couldn't have
お前には無理、って言われた事全部モノにしてやる。
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I'm comingをどう表現するか。
お前には無理って言われた事全部を「今まさに身につける状態が進行中」というのが直訳かと。
モノにして自慢してるんじゃなく、モノに出来そうなとこまできたから、最後までやりきるぞという鼓舞だと思うんです。
あと少しで見返してやれる!という燃える気持ちを表現したい。
この記事を書き初めてから、quoteをたくさん見るようになりましたが、日本語の格言にもたくさん触れる必要があるな、と思っています。
やはり、簡潔で、リズムがあって、言葉の選び方が適格なものは目にとまります。
言葉のパワーを宿らせたい。
また、どうしても感じる文化の差……
これは仕方ないんですけども。
例えばprideという言葉ひとつとっても、感じるものの幅や方向が違います。
アメリカ英語でprideというと、青空に輝きはためく星条旗を背景に、両手を広げて天を仰ぐような、陽のエネルギーが外に放たれるイメージがあります。
日本語で誇りというと、広い静かな畳の部屋で正座して座って目を閉じて高ぶる気持ちを噛み締めて味わっているような、陽のエネルギーを内に溢れさせるようなイメージがあります。
必ずしもそのイメージで固定ではありませんし、イメージが重なるところももちろんありますが、そもそもベースにある文化が違うので、日本語でも心に響くquoteに訳すのは難しいですね……
今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨✨✨
#quoteを訳す練習
#英語と日本語をつなげる練習