「十二夜」を読み始めました。

シェイクスピアすごい!】

 

もうすぐ、劇団四季「恋に落ちたシェイクスピア」の京都公演が始まります。

 

初演の東京公演を経て、関西上陸です!
さて。

 

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これから恋に落ちたシェイクスピアを観に行く皆様。

シェイクスピア初心者の私ですが、ご提案を……

 

是非、舞台を観に行く前にシェイクスピアの作品を読んでみて下さい。

 

1冊全部読まなくていいです。
ほんの少しでいいから、シェイクスピアの言葉の魅力に触れてから、観劇してみてください。

 

どの作品でもいい、15分でいい、立ち読みでいいんです。

 

必ず、舞台の魅力が倍増します!
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東京自由劇場での初演で好評を得たこの作品。
ミュージカルではない、ストレートプレイ(ミュージカルのような歌唱を含まない、いわゆる演劇)ということで、拝見するまで、私もちょっとだけ、高い敷居を感じていました。

しかし!


めちゃくちゃおもしろいのです。

何より、「言葉」がとても美しい。

 

2回目の観劇の時、大学で舞台芸術を学ばれた方とご一緒させていただいたのですが、彼女の興奮っぷりに私はびっくり。

彼女曰く、この作品には「シェイクスピア好きが悶えるような演出がいっぱい詰め込まれている」のだと。
あそこはハムレットのオマージュ、ここはヴェニスの商人のオマージュ、ここはあの作品のセリフ、あの演出はその作品のこの場面………

 

慌ててパンフレットを見返しましたが、そこにも、この「恋に落ちたシェイクスピア」の中にはシェイクスピアの作品がたくさん使われていることが書かれていました。

 

前述の彼女に教えてもらって、現在、観劇のために「参考文献」=シェイクスピアの作品を読書中です。

 

劇団四季のこの作品の台本の翻訳をされている、松岡和子さんの翻訳本を、皆さんにも是非お読みいただきたい……!!!



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最初のページをめくった日の私の感想です……
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やっとシェイクスピアの「十二夜」を読み始めたんですが………

 

やっば!!!
めっちゃオモシロイ!!!
これはヤバい、まじで勉強したい。

 

言葉ってこんなに魅力的なのか?!と衝撃。
四季の恋シェも、言葉がめちゃめちゃキレイでオシャレですごいと思ったけど、
シェイクスピアすごい……

 

どちらかと言うと理系で育ってきているので、これが初シェイクスピアなんですけど(恥💦)、これは読まなアカンわ。

 

もう、1行目からすごいから……

 

『音楽が恋を育む食べ物なら、続けてくれ。嫌と言うほど聴かせてくれ。そうすれば食傷して食欲は衰え、やがて死に絶えるだろう。』

そして、何より、松岡さんがつけて下さっている注釈が素晴らしい!!!!

 

「狩りに行かれては?」のセリフの下に、このセリフが、hart(鹿)とheartを狩りの対象として言葉遊びであることが分かるように注釈がついているの!!!

 

そして、一目惚れしたら、

 

『その途端、俺は鹿に変えられ、欲望が、残忍で猛々しい猟犬のように俺を駆り立てている。』

下に注釈、ギリシャ神話で狩人が女神を見た為に怒りを買い、鹿に変えられて自分の猟犬に殺された、という言葉遊びの【出所】まで………

 

これは新たな沼だ。
十二夜だけじゃなくて色んな作品読みたいし、一通り読んだら絶対英語で読みたいし、その為にはいろいろ勉強せなアカンやろうけど、絶対すごいよ。

 

ヤバい、ドキドキしてる今。
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是非、劇場に行かれる前に、シェイクスピアの言葉遊びに触れてみてください。

 

ほんの3ページ読んだだけで、そのオシャレさに驚愕しました。

この空気に少しでも触れてからあの舞台を観たら………絶対に感じ方が変わります。

 

がんばって読むぞ!←実はあまり進んでない💦

 

 

今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨✨✨