HNDイベントレポ:【2018.12.11 ノートルダムの鐘 名古屋】リハーサル見学会

ノートルダムの鐘 名古屋公演 
第2回「リハーサル見学会」レポート


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【注意】この記事では、劇団四季ノートルダムの鐘のネタバレを含んでいます。
 

 

 

私、個人の感想です。

 

偏りや、個人的解釈を多く含んでいます。

 

ご了承下さい。

 

 

※記事本文の後に、この日のキャストさんの一覧を載せています。

 

メニュー:
①リハーサルの見学

  • トプシーターヴィーの輪になるところ
  • トプシーターヴィーのラストの部分
  • ダンスキャプテン吉田功太郎さんによるワークショップ
  • ファイトコール

②皆さんからの質問に答えますコーナー

 

 

ポイントは………
*功太郎さんのダンスキャプテンっぷりがカッコよ過ぎる。テキパキ指示!
*アカペラが神過ぎる!!!!!達郎さんの陽ざしの中への最後、よしつぐさんのトプシーターヴィー……!!!
*ファイトコールの丁寧さにビックリ。そして、間違っちゃった野中さんが可愛い過ぎる!
*質問に答えた過ぎる達郎さん

 

ということで、前置きはこのへんにして、レポートに参ります!

 

劇場ロビーに集まる観客たち。

名前のないキャストボードを写真に収めたり、自分の入り口がどっちか確認したり、ざわざわしていました。

 

と、そこに。

 

2階の階段から、クワイヤ奥田直樹さん登場!!
私は出てこられた瞬間には気づけなくて、みんながザワッとしてようやく階段の方を見たんです(←一生の不覚だ……)が、「ど~もど~も!!!」のノリでの登場でした。(^^)

 

階段からロビーを見た瞬間の奥田さんもビックリ顔。
「こ、こんなに集まって下さったなんて!!多っ」と素直に驚いていらっしゃって、ロビーのお客さんたちにも笑いが起こってほっこり雰囲気に。

 

ここで、リハーサルとは何たるかについて、奥田さんが説明してくださいました。


「リハーサルとは、新しく入ってきたキャストがいる場合、みんなで動きを確認する為にするもの。今日はたくさん新しい人が入ってきたので、いろんなシーンを合わせます。また、新しい人がいない日でも、安全のためにいろんな動きを確認したりするんです。」

 

お客さんはみんな、だいたいはそういう事だろうと知ってはいたけれど、改めて俳優さんからご説明いただいたことで、今日今から見せていただくリハーサルがどういう目的で行われ、どういった意味で大切なのかを噛みしめながら見学することが出来ました。

 

「お前の喋りはもういいよ、早く見たいですよねwww」と、奥田さんの自虐ネタにさらにほっこりしつつ、いよいよ客席へ。

 

リハーサル見学会では、私たちが入場するときにはもう既に舞台でリハーサルは始まっています。


リハーサルの邪魔をしないよう、静かに入場しましょう。


役者さんたちが、舞台にも客席にもいらっしゃいます。


テンションが上がってしまう状況ではありますが、抑えて、抑えて!

 

リハーサルの見学

舞台上に、たくさんの俳優さんがいらっしゃるのがまず目に飛び込んできました。


トプシーターヴィーの時の舞台上の舞台が設置され、そこにたくさんの人影が。周りにはベンチがあり、何名かの俳優さんが座っていらっしゃるのが見えます。


誰がいらっしゃるの??!!これはどこのシーンなの??!!!と、もう、頭がフル回転です。

 

あっ!高舛さんだ!
あっっ!!!達郎さんいらっしゃった!
あっ、安部さんがベンチに座ってらっしゃる!!
あぁぁぁぁぁ阿部クロパンさんだぁぁぁぁぁ!!!!!

 

と、だんだん目が慣れていきますが、どんどん入ってくる情報に、もう、パンク状態。

前を見るのが先か、足元を見るのが先か、ヨタヨタしながら通路を進んで着席しました。

 

えっと…情報量多すぎて、一部しか覚えてないんですが…みなさんの服装の一部、一応書いておきます

達郎さん…グレーの長いTシャツに、スウェット、無印良品のあのパーカーを腰に巻いて
高舛さん…いつぞやのブログの写真で見たことのあるデニムのシャツ
安部さん…グレーの薄手のパーカー、スウェット
小出さん…横浜の鐘Tシャツ(グレーのやつ)

 

トプシーターヴィーの輪になるところ

トプシーターヴィーの輪になる部分のリハーサルが行われていました。

 

(以下、カギカッコ前のお名前、敬称略させていただきますね)

 

吉田「輪になるとこの円の大きさを確認したいんです。」

ということで、そのシーンの直前の、陽ざしの中への最後の部分から…
達郎「(陽ざしの中)えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

音なしアカペラの「えぇぇぇぇぇぇ!!!」を聴いて、客席は卒倒しそうでした。

 

そこから、カウントとアカペラでトプシーターヴィーが進んでいきます。
こういう、普段見ることが出来ないことを見せていただき、普段聴けない生のお声を拝聴出来るのが、リハ見の醍醐味ですよね!!!
ホントに嬉しかった…尊かった…!!!

 

観るところが多すぎて、記憶がパンクしていますが、ジプシーにスられる時に蹴られる手島さんの表情が可愛すぎて、すっごい印象に残っています。

 

普段舞台で拝見している時と、皆さんの視線の動きが違うことから、リハの時にいろいろ確認されているのがわかりました。ただなぞっているのではなく、関わりのある役者さん同士で目で合図を送っていらっしゃったり、上演中なら笑顔のシーンでも、真剣な表情で足元を確認されていたり。

 

そして、
清水「そこに颯爽と現れた…」
と、清水フィーバスさんが登場したところで終了。
せっかく舞台中央まで出てきた清水さんはやり場がなくなって、同じく舞台中央にいた達郎さんと目を合わせて苦笑い。そんな清水隊長に抱きつきにいく達郎さんが、もう、か、か、か、可愛くて、あの時のお二人のやり取りには、もう、ほんと、悶えました。

 

演技が終わった後は、俳優さんたちは各々でいろんな確認をされていました。
で、そういう時に、すぐに手島さんに絡みに行く達郎さんw 仲良しがにじみ出ていましたねぇ。そして、どんな時も常に笑顔の手島さんがとても素敵でした。

 

吉田「円の大きさを確認したいんです。カジモドを引っ張りながらも、今いるべき位置っていうのを確認してください。大きな円になるはず。」

 

そして、
阿部「今日はワルになろうぜぇぇぇ」
から、カウントで確認しつつ演技が始まります。

 

原田「引っ張り過ぎてもダメだね。」
原田さんは随所で発言されていました。ダンスキャプテンとしてリハーサルを進めていく吉田さんの言葉から、情報量を何倍にも膨らまして皆に伝えていらっしゃって、吉田さんの10の指示が30くらいの深みになるんです。
吉田さんのピリリとした的確な指示を聞いて「おおぅ」と感激し、そして原田さんの言葉を聞いて「おお、なるほど」と理解が深まり、本当に本当に充実したリハーサル見学だったんです……!

 

吉田「ステップで移動するところ、甘くなっていないか確認してください。」
ということで、皆さんピョンピョン跳ねながら移動されるところ、確認していらっしゃいました。(客席悶える)

 

吉田「じゃ、ウォーミングアップもかねて、トプシーターヴィーから…、えと、『すべてさかさまに』からで。」
…で、輪になるシーンを含む、今練習されたシーンを通されます。


音なし!生カウント、生声!!
ひぃぃぃぃぃ素敵!!!

 

吉田「やった感じどうでしたかね、僕はいいと思ったんですけど。」
ということで、「このままラストへ行きましょう」と、場面は進んでいきます。


トプシーターヴィーのラストの部分

吉田「オシリの人はオシリのとこを…」 (←ここの指示忘れちゃった)
吉田「カジモドがスタンプ(足でドン!って床を踏む動き)するとき、全員のエネルギーを集めてください。」

 

阿部「ノートルダムの鐘突き男…」から、ラストのシーンが演じられます。
最後の吉田さんのバク転まで!

 

思わず拍手してしまう客席。
(リハーサルを見学している時って、拍手しちゃいけないものなんでしょうか。リハーサルの邪魔になってしまうから、やっぱり控えるべきですよね??)
(でも、この時は思わず拍手してしまいました)


ダンスキャプテン吉田功太郎さんによるワークショップ

吉田「時間あるので、やりたいことあるんで、やっていいですかね。」
トプシーのシーンが終了して、手に持っていた王様の杖を下手袖のスタッフさんに手渡し、笑顔で会釈する達郎さん。
他の皆さんも、各々トプシーの片付けをして、吉田さんの方に向き直ります。

 

吉田「アンサンブルだけで。スローモーションと普通の時の違いをはっきりするためのワークショップです。」
原田「どのシーンの??」
吉田「シーンではなくて、ワークショップって感じで、動きをやってみるっていう。最近、普通とスローモーションの差が曖昧になっているので、スローになるところをちゃんとはっきりとメリハリつけたくて。」


舞台のリハーサルだけじゃなくて、俳優さんがスキルを上げるためにさせるワークショップを拝見できるなんて!!!

 

ルールは、

  • 手を1回叩く→普通に歩く
  • 手を2回叩く→ちょっと早く
  • 「はい!」の掛け声→スローモーション

これを、舞台上のトプシー舞台の周りをまわりながら行う、というものでした。

 

この時も、吉田さんの指示の間に原田さんがいい合いの手を入れていらっしゃって、本当に素敵な、みんなのお母さんなんだなって思いました。

 

さて、実際にワークショップをやってみると…


みなさん、どの合図でどれをやるのかわかんなくなっちゃってて、舞台上ドタバタw


アンサンブルさんだけのはずなのに、野中さんも入っていらっしゃって、みんなのドタバタに混ざってとっても楽しそう。
パンパン!の「ちょっと早く」の合図でちょこちょこ小走りになって舞台を突っ切る手島さん、動きについていけてない他の人を抜き去るときのいたずらっぽい表情がめちゃくちゃ可愛かった。

他の人とすれ違う時ににこにこにこにこにこにこにこにこしてる安部さん。
普通の速度で歩く合図のはずなのに、ひとりだけスローモーションしちゃってずっこける大空さん。
下手の柱に寄りかかって、みんなの動きをニコニコしながら腕組みして見てる達郎さん。仲間に入っちゃえば良かったのに!

 

ルールを確認しながら何度か繰り返しますが、回を重ねる度に苦笑いニヤニヤが増えちゃう皆さんw
観客が入ってる状態でぶっつけ本番ですもんね💦


客席も含めて、みんなが笑っちゃって終わるワークショップでしたが、こんなトレーニングをされているのか、と、とっても興味深い時間でした。

 

トプシーのシーンが終わり、次はファイトコールへ。
ファイトコールっていうのは、剣などの武器を使う戦い(殺陣)のシーンのリハーサルのことのようです。
この日は2段階で行われました。
➀最初はゆっくりと、抑揚のないセリフ読みの中で動きの確認
➁ 「ハーフ」…名称から推察するに、実際のスピードの半分なんでしょうか。セリフも少し感情を入れて読みつつ、動きの確認。
という流れでした。

 

ファイトコールに入る前に、トプシーの舞台が奥に片付けられるのですが、女性おふたりで、大聖堂の入り口から舞台裏へ。大きさ結構ギリギリで!これも2回、練習されてました。

 

一旦全員はけられて、ファイトコールの準備へ。

本日の司会役として客席下手にいらっしゃった奥田さんが、吉田さんにお話を。
奥田「今日はキャストチェンジ多いですが、キャストチェンジがなかったとしても、このリハーサルはやりますよね。何を最優先にして行っているんですか?」
吉田「やっぱり、安全が最優先ですね。舞台上の動きには、全て決まりがあって、どう動くか全部決まっています。それを全員がきちんとやらないと、事故が起こる。」
奥田「このシーンとか、楽しくなっちゃって、いえぇぇぇぇい!!!ってやっちゃいたくなるけど、そうすると事故が起こっちゃう。」
吉田「そうなんです、決まっていることを全員がちゃんとやらないとダメなんです。」
奥田「こちら側(客席のこと)から見るの久しぶりだったんですけど、一人一人見てると、こんな事やってるんだってなって、ほんと、目が足りないですね。皆さんも、本編の時も、いろいろ注目してみてくださいね。…さて、準備はどうなってますかね?」
吉田「笑。ファイトコールの準備ならもう出来てるんですけどねwww」
奥田「あっ、えっそうなんですか?!じゃ、えっと、はじめますか??」
吉田「笑。司会の奥田さんにお任せしますwww」

 

ファイトコール

皆さんニコニコしながら、売春宿のシーンの持ち物を手に登場。

吉田「週明けなので、アイコンタクトをしっかりしてやってください。」


開始直後、
野中「副官君が指揮を取れ……あっw」(清水さんを指さしちゃった)
野中「副官……じゃなかった、間違っちゃったwww」
手を上げる寺元副官www
舞台上、客席ともにうふふふふふwww

野中「ごめんなさい、もう一度お願いします。」とぺこっと頭を下げ再開。

 

動きはスローモーションなんですが、音はマジでした。剣と剣がぶつかり合う音が会場に響き渡ります。
清水隊長にぶっ飛ばされる大空さんのぶっ飛びも本気。

隊長が刺されて、エスメラルダが火薬を投げるところで終了。
茜さんの「(火薬)ばーん!」の言い方が可愛くてツボでした。

 

下手組と上手組に分かれていて、それぞれ確認。


下手組にて…
大空「僕まちがえちゃったね。こっちだった。」
吉田「ぽんさん、もっと内側、3番です。」
大空「僕いつも2番。」
吉田「ぽんさん、やまぴーはここまで行ってたんっすよ、」
大空「いやでも僕は左足は2番です。」
吉田「ぽんさん、だってやまぴーは…」
……www!!
お互い譲らないお二人のやり取り、そして山下さんはやまぴーって呼ばれてるんだ!と、私的に美味しすぎて、ニヤニヤしちゃいました。

 

次は、
吉田「ハーフで。感情入れて。」
で、実際に演技。

 

吉田「下手チームが少し早かったですね。」

自分たちの動きを確認する清水隊長と大空兵士。
剣のやり取りの確認を、ひとつひとつ。なんだかギクシャクw お互いに母国語が違うからなのか、なぜか言葉少なく、全部アイコンタクトで。そして、その様子を全員で見守ることに。
舞台も客席も静かになっていることに気づいた二人、「あっ…」って苦笑い。


ひと段落ついたところで、
吉田「あ、いいですかね、じゃ、本日のリハーサル終わりです」
ってことで、リハーサル見学会のリハーサル部分は、清水さんと大空さんのやり取りで終了しましたw

 

次は質問タイムですが、準備が整うまでの間、司会の奥田さんと吉田さんが繋いでくださいます。

 

奥田「スローでやってても、『あっ』とか『うっ』って声を出すんですね。何か意味があるんですか?」
吉田「あります。安全のための確認ですが、動きだけをなぞっていくのでは確認が不十分なんです。思いを一緒に飛ばさなきゃダメなんです。」
奥田「なるほど。スローだと動きに集中してしまって声が出ない気がします。これも、慣れないとできないことですね。謎が解けました。」

 

そういえば、奥田さん、最初は吉田さんを「吉田さん」って呼んでいらっしゃいましたが、だんだん「功太郎さん」になり、いつの間にか「こーたろー」呼びになっていました。大空さんはぽんちゃんって呼ばれていたり、原田さんは真理さんだったり、普段は知ることのできない、俳優さんの日常が垣間見れることも、ファンとしては嬉しいことですよね(^^)

 

皆さんからの質問に答えますコーナー

舞台下手から、まず女性お二人が登場。客席に降りてきてくださいます。ちょっと遅れて、達郎さん登場、どよめく客席。遅れること2分、清水さんが登場されたところで、質問タイムの始まりです。

 

まずは自己紹介、
奥田「じゃぁ、ボギュから。」

清水「フィーバス隊長の清水大星です。」
平木「アンサンブル、フロリカ役の平木です。」
達郎「カジモド役、飯田達郎です。」
原田「アンサンブル、マダム役の原田真理です。」

アンサンブルさんがフロリカやマダムといったキャラクターを「役」として呼ばれていたのが、私としてはとても感動でした。

 

登場した4人を見て、
奥田「ん、このメンバー、リトマ…」
平木「私以外、ですね。」
奥田「あ、そか(照れ笑い)」
全員(俳優さんも、客席も)「wwwww」

奥田「あ、オペラ座オペラ座なら!」
達郎「あぁ、ほんとだ、全員ですねw」

今日はノートルダムの鐘じゃぁぁぁぁん、って心のツッコミを入れつつ、奥田さんの最高のキャラにその場の全員がほっこり。

 

奥田「では、僕が箱から引くので、それにみなさん答えてください!……でれれれれれれれれん!!」
奥田さんのでれれれれれれれんにみんなニコニコしつつ、質問が始まります。

 

Q1 オススメのシーンを教えてください。

原田「これ、どこまで答えていいのかな、皆さんもうご覧になられてるんですかね??」
ということで、恒例の、既に観ているのかチェックが入ります。
奥田「もう観たことある方……」
ぼわわわわわ!とすごい勢いで上がる手w
俳優さんたちも苦笑いするレベルの、みんなの圧ねw
達郎「あ、あ、じゃ、逆に、まだ観られていない方……」
後ろでチラホラ手が上がる
達郎「あ、初めての方もいらっしゃるようですね、ってことは、あんまり詳しくは言えないですねぇ」

 

原田「私が一番好きなのは、どあたまですね。」
奥田「どあたま、あの、えっと、僕らにはわかりますが、皆さんには……」
原田「あw えっと、一番最初、オープンの、そこ、そこがオススメです。」
奥田「なんか、あれですね、ぼやっとした表現…。具体的に、こういうところ、とか、このシーン、とかは?」
俳優さんみんな「観てない人いるからさぁ、そこは、ほら、こう、ザクッと言うしかなくて…」
奥田「あぁぁぁぁ…そうですね。じゃ、ぼんやりな表現ですが、原田さんはどあたま、一番最初のシーンがオススメってことで!」

 

達郎「えーっと、2幕最後が好きです」
奥田「またまたぼんやりした表現ですがwww」
達郎「さっきの真理さんの話にも出てきてますけど、どあたまからの演出がリンクしているところがあって、そこがこの演出の素晴らしいところで、よくぞそう言う表現に持っていってくれたなスコットさん!!!っていう!」
奥田「観ててもグッッとくるところですよね!ということで、はじめと、終わりが、オススメということですね。」

 

Q2 歌うときに喉に優しい声の出し方はありますか?また、ドリンクとか、ありますか?

平木「気にしすぎが良くないかなって思います。喉、声帯も筋肉なので…。睡眠が大切ですよね。あと、いっぱいご飯を食べること。」
奥田「なんか、体にいい暮らし方、みたになってるw ボギュはどう?」


清水「水、飲みます」
奥田「あ、だから水持ってるの!何持ってるのかと思ったらwww」
腕組みしてて見えなかったけど、水のペットボトルを持ってきていた清水さん。
奥田「好きな時に飲んでくださいねぇwww」
…奥田さんのツッコミ大好きです私w

 

達郎「うまく逃がす。『あ゛~~~~~~~~!!!』ってやらない。ここ(喉)だけでやらない。使ってるのは、お腹、背中、太ももとかも使うんです。」
原田「そうよね、私たちは声のプロだけど、そう、喉だけ使うってことはなくて。」
達郎「ロングトーンで背中がつったりとかするんですよね。深い呼吸を取って、腹式呼吸で歌います。」

原田「声を出すっていうのは、喉だけじゃないんです。そこだけでやると負担がかかる。全身の筋肉を使って、そう、背中とか、首の後ろとか、太ももとか、そうやって歌うことで、2時間半の公演も耐えられるんですよ。」

 

Q3 演じている中で大変なことはありますか?

達郎「全部です」(即答!)
あまりの即答っぷりに、笑いに包まれる会場w

清水「最後。何もできないところが……」
ネタバレの危険に、わたわたする俳優さんたち。
清水「ほら、全部は言えないからね、でも、最後のね…」
奥田「さっきも出てきましたけどね、最初と最後に大事なシーンがいっぱいあるんですね。では、平木さんは??」

平木「さっきの(リハーサルでやった、トプシーターヴィーの)シーン。短距離走みたいなんですよ。ここをやりきると、ハァハァするくらいで。」
達郎「あのシーンを稽古している時ね、最初の、公演前の稽古の時、あの場面だけで1週間やってました。誰がどこにいて、どのタイミングで、っていうのが本当に大変なシーン。」
原田「みんな道具持ってたりするし、さらに歌いながらだし。」
うなづく俳優さんたち。客席も、そうだよねぇ、忙しいシーンだもんね、私たちも、観るとこ多過ぎて大変だもんなぁ、って共感。

原田「あ、でもね、そこの後の、じっとしてるシーンも辛いの!!そこの方が辛いかもwww」
???ってなる奥田さんと達郎さんでしたが、あれですね、Godhelpの、信者役のアンサンブルさんのことですよね。ロウソク持ったままずっと動かないでいる、あのシーン。歌うまでの、ロウソク持ってじっとしてるときは信者ではなく石像なのかもしれませんが。
原田さんがロウソク持つポーズをちょっとだけやって見せたことで、どのシーンかわかった奥田さん。
奥田「あぁぁ!……でも、じっとしてるといえば、クワイヤもです。あ、でも、じっとしてないときのクワイヤも是非観てくださいねwww」

 

ここらへんで、スタッフさんから、時間が来たとの合図が来たようです。
客席の後ろにいらっしゃるのであろうスタッフさんに時間の確認をする達郎さん。
達郎「あと1個?1個?あ、いや、2個!いけるいける、2個行こうよ!!!」
客席全員「達郎さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!神!!!!!」

 

Q4 おでんの美味しい季節になりましたね。何が好きですか?

奥田「これこれ!!こういう質問ね!すぐ答えられる、こういうね!はい、どんどん行きましょう、ハイ!真理さん!」

 

原田「ちくわぶ!」
達郎「しらたき!」
平木「ロールキャベツ!」
清水「だいこん!」

 

Q5 起きてすぐや寝る前、あと、出演前に必ずすることを教えてください。あと、好きなセリフとか歌を教えてください。

達郎「これ、イベントの時に何度か言ってるんですけど、お祈りですね。必ず。座って、地面に手をついて、舞台の安全を、まず。重い物もあるから、事故が起きないように、って。ヒューマンエラーのないように、って。お客様に感動が届くように、って。そして、出る。けっこうギリギリまでやってます。」
奥田「え?そんなことしてるの?見たことないなぁ。」
達郎「そりゃ、だって、その時ってみんなもう出てますからねwww」


達郎「好きなセリフね、これね、さっきも言いそびれちゃったから言いたいんだけどね、『夕方の鐘が鳴ってからだいぶ経っていた』ってセリフがあるでしょ、そこのシーンがとっても好きなんです。突然、小説の世界に戻るような。照明とかも、特徴的で、影絵の世界のような。アンサンブルさんも無機質な動きになるんですよね。セリフも。生きているカジモドとフィーバスの二人に対して、無機質なアンサンブルさん。その対比を観てほしいと思います。」

 

ここで、今日のイベントはすべて終了となりました。
奥田「僕らの準備が出来ないと幕が開かないので…」
達郎「準備ってそんなにある?」
原田「いやいやいやいやw」
奥田「ということで、本日はありがとうございました!!!」

 

リハーサルの見学から、質問コーナーまで、本当に楽しいイベントでした。なにより、俳優さん達の「みんな(私達、観客)に楽しんでほしい!」というお気持ちがとても伝わってきて、幸せでした。

 

ありがとうございました✨✨✨

 

本日のキャストさん
カジモド 飯田達郎
フロロー 野中万寿夫
エスメラルダ 相原 茜
フィーバス 清水大
クロパン 阿部よしつぐ


男性アンサンブル
寺元健一郎・安部三博・大空卓鵬・小出敏英・高舛裕一・飯村泰志・手島章平・吉田功太郎


女性アンサンブル
平木萌子・久居史子・町島智子・原田真理


男性クワイ
永井崇多宏・馬場明成・奥田直樹・日浦眞矩・青井緑平・澤村楽人・高井 治・井上隆司


女性クワイ
宇津木泰子・小川 希・潮﨑亜耶・荒巻くるみ・谷 明実・北野有希依・吉田瑛美・秋山知子

 

 

今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨✨✨