HNDレポ:【2019.1.9 ノートルダムの鐘 名古屋】ソワレ

HNDレポ:【2019.1.9 ノートルダムの鐘 名古屋】ソワレ

 

【注意】この記事では、劇団四季ノートルダムの鐘のネタバレを含んでいます。

 

 

 

私、個人の感想です。

偏りや、個人的解釈を多く含んでいます。

ご了承下さい。


※このブログでのレポートの書き方の暗黙の了解は、別の記事にまとめました。今日の記事の最後に、リンクを貼ってあります。
※記事本文の後に、この日のキャストさんの一覧を載せています。

 

 

TOPSY-TURVY以後初めての回でした。

(実はこの日、いろいろあったんです。)
(この記事では、失敗については触れていません。通常運転内での失敗は書いてますが(ゴブレットトスとか))

 

 

12月に入ってから、達郎カジモドの回が多くて、久しぶりの彰孝カジモドでした。

彰孝さんも大好きです!!!

惚れ直した!!
キレイ事言ってるわけではなくて、みんな違ってみんな良い、本当にそう思います。
それぞれの俳優さんの、役の解釈の違いが面白いし、それが周りに引き起こす化学変化もとてもおもしろい。
観るたびに発見があるし、受け取るもの、思うことが変わります。

それがこの作品のいい所ですよね。

この日から、フィーバス隊長もキャストさんが変わって、光田さんになりました。
とってもとってもお久しぶりの光田隊長。

清水隊長、名古屋開幕からの連投、お疲れ様でした!

 

■シーン別

  • The Bells of Notre Dame

◇川口クロード「そして私達の(ジェアンの顎ツンツン)、我が家だ」
顎ツンツン!!!

◇手島さん歌うまっ!
「ジェアンは遊びが大ぁぁい好きで」だけで、めっちゃ歌上手いのわかります……
スゴイ。

◇フロリカを紹介するとき。
「僕の友達だよ、チュッ」
キスがデフォルトになってる!

デュパン神父が出てきた時。
「何でもありません」って川口クロードと肩を組みに行くジェアン。
仲良しぃぃ!

◇病院のシーン
「病を治せる…」でひざまづき、ジェアンを見上げながら歌う川口クロード
「魂と身体…」で立ち上がり、ジェアンの頭を抱えて歌う川口クロード
今日はジェアンのこと抱きしめなかったです。
「でも今更だけど…」で腕にしがみつく手島ジェアン。
今日は赤ん坊の顔を見る体力はなくて、腕にしがみついて言葉で訴えるだけでギリギリでした。

◇赤ん坊を川に投げようとするシーン
「この子は、私が背負うべき十字架」で、めそめそなり始める川口クロード
「導いてやらねば…」と言いながらおくるみをめくって、顔を見て「うっ…」て泣く川口クロード

◇彰孝カジモド変身シーン
彰孝さんはひとつひとつ丁寧に、だけど淡々とこなしていく感じがしました。
正に、儀式。

ロープを持って鐘の方に向いた時の、彰孝さんの「下からパワーをグイッ」がめっちゃ好きなんです。(←伝わって!!)

 

  • Out There

◇外に出てみたくないの?ってガーゴイルに言われて。
「危険すぎるよ。」で街(客席)を指さした彰孝カジモド。
客席は、街、なんですね!
いや、わかってたけど。TOTWとかでも、私たちは街の門やセーヌ川になりますから。
でも、なんか、「街。危険。」って彰孝カジモドに思われてるのかぁぁ私たちは!!って、ちょっぴりしょんぼりしちゃった。

◇今日の彰孝カジモドお掃除
マリーは拭かないで、優しく耳をつけて音を感じて✨
前に来て、床をふきふき✨✨✨

◇彰孝カジモドの「聞こえ方」
ガーゴイルの声は聞こえてますよね。声がしたら、その人の方を向くから。
でも、ご主人様の声は聞こえていない。肩を触られるまで気づかなかったから。

◇イチゴのシーン
彰孝カジモドは、「ご馳走」「いちご」って言葉の意味を知らないんじゃないかなと思いました。
「ご馳走」「いちご」=嬉しいもの、って反応がなかったから。
その言葉に対して、興味があるだけの反応。
イチゴも、なんだかわかってない。
食べるもので、ご主人様が特別って言ってるから興味を持っているけれど、「わぁい!イチゴだ!(*´∀`)」とはなってない。

◇彰孝カジモドは、川口フロロー様と話すときは、声小さくて萎縮してる感じがしました。
好かれたい、って思ってるのかなぁ。
怒らせないようにおとなしくしてるって感じがしたんですよね。

◇「幼子のイエス様」で十字きった彰孝カジモド✨

◇「聖アフロディス、ディシ…」「バン!」でビックリしてのけぞっちゃった。
川口フロロー様は顔を拭いてあげなきゃいけないので、「こいこい」って手で呼んでたwww

◇川口フロロー様になでられた頭を触って確認する彰孝カジモド。
ずっと前からやってる仕草ですが、とても切ないんですよね……💦

◇醜い、気持ち悪い、の歌の時。
カジモドが「怪物…」って2回言うじゃないですか。その時ね、
1回目の「怪物」→顔を指さす
2回目の「怪物」→自分を指さす
………自分を指さしてる………あぁぁo(T□T)o

◇やっぱり彰孝さんも大好き過ぎることを痛感しました……。
OTがめちゃくちゃ素敵で、あの爽やかな感じが、やっぱり好きぃぃ!!!ってなりました。
伸びやかで豊かで、でも爽やかで透明で。
あの声がめちゃくちゃ好きです。

◇彰孝カジモドは運動センス抜群ですから!
バク転!キレイ!!!✨
ふわりっ、ぴょん!!!

◇夢を語りながらも、ずっと優しさに溢れていた彰孝さんの声。
けど、いざ、外に踏み出すぞ!っていう時に、声量がグングンアップするんです。
うぉぉぉぉっって、声にチカラが入っていって、私は鳥肌が立ちました。

 

  • Topsy Turvy

◇この間見た、高舛市民さんと久居ジプシーさんのオシリアタックに注目していたんですが、この日はなかったんですよ。
その日の空気、その日のテンションを大切にされているんだなって思いました。

◇男性陣の髪型、めっちゃセクシーじゃないです??
特に好きなのは、吉田さんと山田さんの前髪!!!!
好き……セクシー!!

◇光田隊長の久しぶりのゴブレットトス。
キレイに放物線を描いていたけど、少々飛び過ぎで、山田市民さん、キャッチ失敗💦
フォローにはいた吉田市民さんも捕まえられなくて、床をコロコロコロコロしちゃったゴブレット。
山田さんも吉田さんも、周りのみんなもわちゃわちゃして「あらあらあらあら」ってなっていましたw

◇光田隊長はきっと貴族出身。
育ちの良い匂いがプンプンしてます。
立ち振る舞いや、目配せや、そういう小さな仕草に、隠すことのできない高貴さが……。
高貴な、貴族的な光田隊長を観ると、清水隊長がどれだけコミカルだったかわかりますねwww

エスメラルダからタンバリンを投げ渡された光田隊長。
デレデレしているところを川口フロロー様に見られて、タンバリンもらっちゃったことを言い訳してるけど、聞いてもらえないw
途中で「あ~ぁ」ってあきらめてたwww

◇ダンスしてるエスメラルダが、下手側に降りる時。
お肉屋さんの座っているベンチの向こう側に隠れているカジモドに、一瞬目をやったんです。
つまり、カジモドはその瞬間、エスメラルダと目が合ったわけですよ。
それを合図にカジモドが下手タワーに登ったて、上から皆を見る。

ってことはあそこで目が合って、ビビッっと来たから、よく見たくて登ってるってことですよね!!!
そして、「誰だ~あれは~」に繋がります。

カジモドの恋が一目ぼれだったとしたら、あの瞬間がそれなんだ!✨✨✨

エスメの真似するフロリカ
小川市民さん!!エスメがのけぞりながら手をぐるぐるってするフリをマネしてた(*´∇`*)

◇王様選びで。カジモドが幕から顔を出して、騒然とする群衆。
騒然→唖然→事態を飲み込み始める→こんな奴がなぜここに…?
事態を飲み込み始めたあたりから、群衆はだんだん静まり返ってきます。
その時、クロパンが舞台に現れる。
静まり返る群衆を冷静ににらむクロパン、様子をうかがう。
そして、絶妙なタイミングで、つまり、群衆の心理が
なぜこんな奴がここに…?→こんな奴はここにいるべきじゃない!→排除だ!
となってしまう直前に、「私たちは運がいい!」と大声で言うことで、ネガティブに傾きかけた群衆の心理を「運がいいんだ」と方向転換させています。
トプシーは、クロパンの動きをよく見ていると、みんなを煽っていながらも、「大騒動にならないように注意してる」ってことが分かりますよね。
クロパン、「運営さん」として完璧やん。

◇トマトのシール、でかくなりましたよね。
バケツに顔を突っ込まれる時、右手ではがしていました。

 

  • Into Notre Dame

◇外に出て騒動を起こしてしまったことを謝るシーン。
許しを乞う彰孝カジモド。
謝っているというよりは、許しを乞うている。
自分のしてしまったことわかってる。理解している。
泣いてごめんなさいと言って許してもらえることではないと、わかっている彰孝カジモド。
だから静かに、自ら身を引く。

川口フロロー様、「約束の指」しなかった。あれは達郎カジモドだけなのでしょうか。

 

  • God Help the Outcasts

◇フロローとエスメラルダのやり取り。
午後のミサが始まる直前、キリスト(客席2階方面)を見てるエスメラルダの肩に触れようとした川口フロロー様。
やっぱり、「お話」以上の何かを想像してしまっていたのね??!!
午後のミサの歌声が聞こえた瞬間の驚きっぷりったら。

◇シーン覚え書き。
信者たちの歌でフィーバスが出てくる、エスメラルダの「あたしなら」でカジモドが出てくる。
時間差あったんだ。

 

  • Top of the World

エスメラルダに触られて、隠れてた彰孝カジモド、飛び上がって思わず声が出ちゃう。「んぇっ、えっ」
明らかにエスメラルダにビビってる。
20年間フロロー以外の人を知らずに育ったらビビるのも当然ですよね。
この直前に、「自分を見ても怖がらずに舞台に上げてくれて」「たった一人自分を助けてくれた人」で「めっちゃキレイな歌を歌ってた人」だけど、やっぱり怖いよね。

エスメラルダ「ガーゴイル?」
彰孝カジモドオフマイク「うん。」

◇でたぁぁぁ!!彰孝さんの、「柵にブラーン」
結構長時間ぶら下がってましたよ??
セーヌ川!の時は完全にブラーンだったもん。

◇TOTWを歌うエスメラルダを見て、見たことないものを一生懸命観察しようとしてるみたいな彰孝カジモド。
好きだから見てる、照れながら見てる、っていうよりは、興味深く観察している感じ。

達郎さんのカジモドの解釈と、彰孝さんのカジモドの解釈の違いが、こういう仕草ひとつひとつで感じられるのが、めちゃくちゃおもしろいなと思いながら観ていました。
京都や横浜の時は、彰孝さんも照れたりニコニコしたりしながら、もう「好き」な視線で見ていた気がするんですけど、名古屋に来て変化したのかな。
横浜の記憶よ、戻ってこいぃぃぃ

◇やっぱりガーゴイルの声は聞こえてますね。
話してみなよと鼓舞するガーゴイルを手で制する。ガーゴイルの方を向いてなくても、ちゃんと手は話してる(歌ってる)ガーゴイルの方を向いているから。

◇マリー!!歌って、エスメラルダの為に!のシーン。
誰のロープかな、ティボーとガブリエルかな??上手側の2本のロープが絡まっちゃって、その間から顔を出していた彰孝カジモド
あぁぁぁぁぁ!!!

その後、下手まで走ってきて、「今日は特別な日になるってわかってた」、って真理さんに言ってた!

◇フロローが上がってきて。
「勝手な真似をするな」って言われて頭を叩いた彰孝カジモド。
手じゃなくて頭を叩かれると、より胸にきます……(/´△`\)

性教育のシーン。
一体どうなることかとハラハラしながら観ていたんですが、思っていたほど辛くなかった。
と、いうのも……
達郎カジモドだと、もう、虐待じゃん!!ってくらいヒートアップするし、達郎カジモドも泣き叫んでぐちゃぐちゃになるじゃないですか。
でも、彰孝カジモドはね、冷静なんです。冷静と言うか…、自分の境遇をよく理解しているから、他人が自分に心を開いてくれる可能性について、とても冷静に分析している。その分析は、「あきらめ」という結論を持っている。
さっきエスメラルダが来たことは、彰孝カジモドの分析からすると異質な結果で、それをまだ受け止められていないのは事実なんだけど、でも、基本思考が「あきらめ」だから、感情の高ぶりも少ない。
一方で、勝手に激高し、勝手に落ち込んでいる川口フロロー様。
彰孝カジモドが冷静だからこそ、川口フロロー様の混乱っぷりが強調されていました。
冷静な彰孝カジモドだけど、唯一ただ一人、影響される人がいる。
そう、川口フロロー様ですよね。
ご主人様が混乱することで、カジモドも混乱する……
どうしていいか分からない。
ふたりして大混乱した後、ご主人様にすがりつき、身体を預ける彰孝カジモド……
彰孝カジモドには、本当に、ご主人様しかいないんだなぁ。

 

  • Tavern Song

◇下手でのM2→M3へのタンバリントス。
山田ジプシーさんのトスは高め。

 

  • Heaven's Light

◇天国の光で、階段ごとはけるとき、彰孝さん、マリーに触った!!
おぉぉぉ!!✨✨✨✨

彰孝さんのマリー愛、大好きなんです。
最初のお掃除のシーンもだし、カーテンコールで最後に挨拶するのもそうだし、マリーをとても大切にされています。
HL終わりの、マリータッチは……めちゃくちゃグッときました!!

(*´∇`*)✨✨✨

 

  • Hellfire

◇照明覚え書き。
「冒頭」舞台全体青白い光
「地獄の炎」でフロローにオレンジのスポット、バラ窓もオレンジに。
「守り給え」からバラ窓白に、全体はまだ青と白。
「ジプシー女め」で舞台奥が赤くなってからもバラ窓は白、フロローも白スポット。
「殺せ」の“せ”でフロロー前に来て赤、窓も赤

 

  • Esmeralda

◇山田ルイ11世、圧倒的皇帝感!
驚き方も「うわっ」っとお上品。

◇【M8さんのうごき、まとめ】
(イベントで達郎さんがM8さんの秘密を話して下さってから、このシーン注目しています。)
■曲冒頭
M8は松明持ってるけど、剣はない。でも、兵士のミーティングに参加している。他の兵士も受け入れている。
■「金貨2枚」のとき。
こないだは、M8さんはスパイだから兵士の隊列には入れないからウロウロしてるのかと思ったけど、違った、「自ら意志をもってウロウロしてる。」他の兵士の言うことに耳を傾けてるし、市民が話してることにも聞き耳を立てている。
■「金貨4枚」のとき。
情報を確信したらしく、上手奥で街の女の子の姿のF2さんに耳打ち。
耳打ちされた女性は、情報をもらってすぐ、自分の着ていたローブをM8さんにかけて、走ってく。
M8さんはローブをかけられたらそのまま上手前タワーの1階に入って、腰を折って隠れる。(私は老人の真似だと思ったんですけど、ただ隠れてるだけなのかも。)
そこから、一連の騒ぎが起こって、売春宿が片付けられるまで、そのままじっとしている。

 

  • Flight Into Egypt

エスメラルダが傷ついたフィーバスを連れてくるとき。
カジモドの所に来たのは、「ここが一番近いから」
もちろん、カジモドなら助けてくれるはずって思ってたから来たんでしょうけど、来た理由は「近いから」
貴方なら助けてくれると信じてた、とかではなくて…

◇地図だって気づいて、みんなに見せる彰孝カジモド。

◇フロローが上がってきて。
ガーゴイルの所を見られそうになって「おは、おはなし」ってめちゃくちゃ慌ててる彰孝カジモドが可愛かったです✨

◇ベンチの置く位置も「そっちに置いたらヤバイ」って気づいてる、って芝居。
今まではここは彰孝さんは普通に下手に置いていた気がしたんですが、ちゃんとヤバい!ってわかってて置き直してました。

◇嘘をつくシーン。
話し始めはとてもやさしい口調の川口フロロー様。
「何か言ってなかったか」あたりから、声色が変わっていく…
「どこに住んでいるか」は、怒声!
でも、案外冷静な彰孝カジモド。
むしろ、怒鳴る川口フロロー様を冷静に観察しているって見えるくらい。

 

  • In a Place of Miracles

◇やっぱりこの曲は今の私には辛くて……
達郎カジモドだと、子どもみたいに本性むき出しで「やだやだ。こんなのやだぁぁぁ」って一緒に泣くんです。
彰孝カジモドだと、自分の置かれた立場を受け入れるしかないことを心底理解していて、「あぁ…」って一緒に泣くんです。

どっちも辛い!

・゜・(つД`)・゜・

 

  • Someday

◇2階席にいると水漏れが激しいバスティーユwww
水音(ピチョン……ポタン…)が良く聴こえます。

バスティーユの牢獄。
フロローもエスメラルダも、どんなに後ずさっても、照明からは出ない。照明の中が牢屋なのかな。

 

  • Made of Stone

◇セリフっぽい歌い方も、怒声もありました。
その上で。
怒っていたのは間違いないんですけど、怒り爆発で燃えまくる!って感じではなくて。
地獄を見て、悟ったことを、なぞってるって感じがしたんですよ。
淡々と。
だんだんヒートアップして、ガーゴイルに「こんなにつらかった!」って訴えるんですけど、でも、まずは自分の中で消化されている。どうしようもなくてぶつけてるんじゃなくて、もうすでに一度、自分の中に飲み込んだ怒りなの。

◇「(信じてたのに君は)強いと」、でビクッとなって頭を抱える彰孝カジモド。
ここ、原詞は
We just thought that you were made of something stronger...
で、君は(石よりも)もっと強いもので出来てると思ってたよ、って意味です。
ここまで、混乱しても自分なりの強さで乗り越えてきた彰孝カジモドなのに、その努力を全部投げ出して、シャットアウトしてしまったことに気づいて、本当の絶望に気づいた瞬間だったんでしょうか……

 

  • Finale

◇火あぶりのシーン。
「私の言ったことを考えろ、答えは??」の言い方がめちゃくちゃ優しい川口フロロー様…(こわい…💦)
唾を吐かれて、「アハハハハ……」(客席「き、き、きたぁ……」)
そして……火を……エスメラルダに……見せてから、つける!!!!!!!!
この日は火をつける時は笑わなかったけど、物凄いニヤリ顔でした……

サンクチュアリ-!!!!聖域だぁぁぁ!!!
両手離し!!!

◇「扉を開けろ!」で、フレデリックを突き飛ばした川口フロロー様!!!

◇上手タワーで歌う光田隊長、脚ながっ!

◇守護神!とガーゴイル
彰孝さん、守護神で右手、ガーゴイルで左手を握るのがデフォルトだと思ってたんですけど、
この日は、「ガーゴイル」の時、客席側に手を伸ばした……っっ

◇焦がせ!
キターーーーーー!!!焦げました!!!!

◇「貴方も美しいわ」で「ううん」って……首を振りながら……

「友達だ」で抱きしめたエスメラルダをポンポンポンってする……

◇悪人は罰を受けるシーン、覚え書き……
「あれは義務だった」フッフッフッフッ!!!
「絶対に戻らない」カジモドの頭をなでる川口フロロー様
彰孝さんが冷静だから、フロローがガキに見える
「愛することさえ」で泣き始め、くしゃくしゃの泣き顔になってからの、「弟を!!!弟を愛していたぁぁぁぁぁぁ」
冷静な彰孝カジモド。
「お前と同じように」まで普通に話してたけど、「だがあいつはで」後ろに後ずさり始める
冷静な制裁者の彰孝カジモド。調停者かも。
「いいや君はその気だ」で、泣いたのは川口フロロー様。彰孝カジモドではなく。
フロローを投げ飛ばした後、舞台前で泣き叫ぶ、この瞬間は人間だけど……
立ち上がれない彰孝カジモド。
フィーバスが入ってきてなんとか立ち上がったこの時、彰孝カジモドは「神の化身」かなんかなんじゃないか。
だから、フィーバスもカジモドに対して一目を置いていて、カジモドががエスメに触れると、スッと身を引く。
その後街の人が出てきて、墨を塗っていくけど、それは調停者に対しての敬意もあっての行動なのかな、とか。

……ちょっと考えすぎだけど、でもそう考えさせられるくらい、静謐で、神々しかったんですよね…


■俳優さん別

他のカジモドさんとの比較に意味があるかわからないんですけども、やっぱりこの物語ではカジモドの変化は全体に影響するから、比較して観ちゃうところはあるんです。
達郎さんが日を追うごとに激変していく姿を見ている中で、彰孝さんは大きな変化はないな、っていう安定感を感じていたんですが、今回、なんだか「別の人」ってくらいの違いを感じました。
それは、観客である私の心の変化がそう感じさせたことなのかもしれません。ノートルダムの鐘という作品では、それは往々にして起こり得ることなので。

幼い達郎カジモド、青年の彰孝カジモド、とよく言われています。私も納得でした。
今回は、精神年齢の高さ低さではなく、カジモドがもつ思考回路の基盤の部分の違いを感じました。
自分の立場をどう理解しているのか。
彰孝さんは、不必要な卑下まではないまでも、自分のいるべき立場を理解していて、その域を越えてはいけないと思っているのかな、と思いました。それはある意味あきらめであり、自分を守る術でもある。子どもっぽい表現をとれば「どーせ僕は。」の思考回路。
そのベースの上に、幼いカジモドも、青年のカジモドも混在しているのが、彰孝カジモド。
また、今回、彰孝カジモドの中に「調停者」が見えたのは、大きな変化でした。
物語全体を通して、「悪人は罰を受ける」その悪人とは何か、どういう心なのかを、真っ直ぐの視線で貫いて、見定めている感じ。
「石像の視線を感じた……」その、石像の視線を、彰孝カジモドから感じました。


とってもとっても大好きです。

あと、蛇足ですが、彰孝さんの髪の色大好きです!マネしたい……


……今日はここまで。
今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨


本日のキャストさん
カジモド 田中彰孝
フロロー 川口竜也
エスメラルダ 相原 茜
フィーバス 光田健一
クロパン 阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
塚田拓也・山田充人・大空卓鵬・川原信弘・高舛裕一・平山信二・手島章平・吉田功太郎

【女性アンサンブル】
小川晃世・久居史子・吉田絢香・原田真理

【男性クワイヤ(聖歌隊)】
坂下良太・馬場明成・奥田直樹・見付祐一・青井緑平・澤村楽人・高井 治・和田ひでき

【女性クワイヤ(聖歌隊)】
宇津木泰子・小山百合恵・青栁歌奈・関根結花・谷 明実・北野有希依・吉田瑛美・秋山知子

 

このブログでのレポートの書き方の暗黙の了解
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