舞台レポ:【2019.3.3 Tales 】第3回公演~第8回公演

 

【注意】この記事では、ミュージカル Tales のネタバレを含んでいます。
 
 

 

 

 

 

 

私、個人の感想です。 

 

偏りや、個人的解釈を多く含んでいます。

 

ご了承下さい。

 

 

ミュージカル「Tales」を観てきました。

 

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あのね、私はただの観客だったんですが、………あのね、観てきただけなんですけれども、そうなんだけど、あのね、私は勝手に、ある意味一緒に参加しているような、一員になったような、そんな錯覚を覚えながら、あの2日間を過ごしました。

 

本当に楽しかったです。

 

正直なことを言ってしまうと、最初は、そんなに期待してなかったんです。
ご贔屓様が出演していらっしゃるから観に行こう。
黙って観劇して、面会も恥ずかしいからサッサと出て帰って来よう。
そんな風に思っていたんです。

 

1回目。きのこ組。とにかくストーリーを追うことに必死でした。
プロの舞台をたくさん見てきた感覚から言うと、「なるほどこんな感じなのね」っていうところもたくさんあったわけで、それを受け入れるのに必死でした。でもね、気付いたら、だんだんとそこに“うま味”を感じるようになっていたんです。

 

2回目。どんぐり組。ここまで変わるか?!という衝撃を受けます。
四季でも俳優さんが変われば変わるけど、ここまで大きな変化はない。(←でも、見た目に変化がなくても内面の変化は本当に大きかったりするわけ……でも今は、それを語るのは控えます。)
とにかく面白かった。変わったことがおもしろかったし、また、変わったからこそ、さっき観た舞台への印象も深められて、これは大変な沼にはまり込んだぞ、って感じ。

 

そして3回目以降は、沼です。
変化、前進、後退、パプニング、成長、ジャンプアップ、スパーク、ありとあらゆる「面白さ」が凝縮されていて、めちゃくちゃ楽しかったです。
あの場所にいて、同じ空気を吸って、あの席に座っていることが本当に楽しかったし、一緒に大きな波に乗っているような、激流の中を流されていくような、とっても濃密な時間でした。

回を重ねるごとに起こる変化、成長が、本当に輝いていて、
人間とは。
生きるとは。
成長とは。
楽しさとは。
そんな、生きる命の躍動みたいなものを間近で感じていました。


【きのこ組さん】
私が最初に拝見したのがきのこ組さんでした。
キャラが粒ぞろいのきのこ組さん。役のキャラだけでなく、中の人のキャラがひとりひとり際立っていて、キラキラ輝く真珠がいっぱい集まって転がっている感じでした。
とにかくオイシイ。うま味成分たっぷりのきのこ組さんでした。

 

【どんぐり組さん】
実力派ぞろいのどんぐり組さん。ブレない土台の上に並べられた様々なテクニックが効果的に光っていて、次々に感情の波がやってくる感じでした。
とにかく輝く。磨かれたどんぐりのように、磨かれたテクニックが光るどんぐり組さんでした。

 

 

お話は、とってもおもしろくてね。
おもしろい、って言葉はいろんな意味を含んでいますよね、笑えるおもしろさ、ワクワクするおもしろさ、興味深いっていうおもしろさ。全ての“おもしろい”が詰まったストーリーでした。

ある意味、最初っから結末は予想がつくんです。
ある意味、よくあるパターンのお話。
でも、細部が良く練られていて、そこら中に張られた伏線を全部回収していくところは、爽快でした。

 

お話もおもしろかったんだけどさ、曲もとても良かったんです。

色とりどりのテイストの曲があったんですけどね。
これってすごいことだな、と!

 

戦隊ヒーローもの、おとぎ話のお姫様の歌、掛け合いのあるミュージカル独特の曲調、みんなで歌うからこそ映える曲調、フィナーレにふさわしい曲調………。
普段意識してなかったけど、自分の中に、こんなに「こーゆーのは、こーゆー感じ。」っていう感覚があることにびっくりさせられました。
このミュージカルを観に行って改めて「こういう曲はこうだよね」ってイメージが植え付けられてることに気づいたわけです。

それをふまえて、ほんとにすごいな~と思ったのは、ヒーローものはちゃんとヒーローものの歌だったし、おとぎ話のお姫様の曲は本当におとぎ話のお姫様の曲だったこと。
ものすごく研究されたんだろうなって思いました。

ちゃんと私達の中にある“暗黙の了解”のテイストをなぞって下さるから、すんなり受け入れられる。更に、そのテイストを使いこなしているからこそ、そのシーンがシリアスになったりコミカルになったりして、自在に彩られてく。

 

今回のTalesのお話や音楽は、観客に何を与えれば何を感じるはずなのかっていう共通の感覚、いわゆる「定番はコレだよね」って感覚を前提に、それを真っ直ぐ利用したり捻ったり裏返したりしてくれるから、誰でも受け入れられるし、誰でも楽しめたのかなって思いました。
でもね、定番ってのは、みんな同じってわけじゃない。それぞれみんな、自分の中で自分のものとして消化してるから、ひとりひとり感じ方が違ってくる。
だから「あなたが描く、あなたの為の物語」だったのかなって思いました。

 

ほんとおもしろい題材だな。
わかりやすいお話だよ、ってのは表面だけで、これ、掘り下げてくととてもとても深い。

 

たった何回か聴いただけだけど、とても印象に残ってる曲もあってね、ずっと「ones upon a time もいちど書けるだろうか」ってぐるぐるしてるし、「この目は何のためにあるの?」「貴方を見つめるためだよ」ってやり取りが3000回くらい繰り返されてる。

 

今度はもっと大きな劇場でやってほしいほんとに!!

 

ったぁぁぁぁおもしろかった!楽しかった!

本当に、みなさん、大好きです。

 

シーン別

いつもの私の観劇レポでは、シーン別から書くんですけど、今回は飛ばします。
っていうのも、きのこ組さんとどんぐり組さんそれぞれでエピソードがいっぱいあり過ぎて、シーン別だけで1万字越えちゃいそうだから…。
今回はね、「人」が本当に好きだなって思った観劇だったので、「俳優さん別」に焦点を絞って書いておこうと思います。


俳優さん別

小林さんのお芝居大好きだったんですよ!!
私は素人だから、テクニカルな分析は出来ないんですけど、とにかく親しみやすくて、真っ直ぐなんです。
“ここ”で来て欲しい!ってところで、時にはズバッと、時にはスッと、来て欲しいその場所に、的確に来てくれる感じ。とにかく外さないで“キテ”くれるんです。とぼけ方とか、感情の爆発のさせ方とかがとっても素直でまっすぐで、「そうそう、この感じ!!!」ってど真ん中を撃ち抜いて下さるんです。
ふんわり優しい感じ、いつも隣にいてくれそうな感じ、いい意味でどこにでもいそうなあの雰囲気。
めちゃくちゃはまり役やったと思いました。
歌も優しい歌声で素敵でした。曲によって声色、声調、声量を使い分けていらっしゃって、ストーリーにきちんと乗っていて気持ち良かったです。

 

  • 【桃太郎】櫻井航さん

桃太郎はもう、この方しかいらっしゃらないでしょ、っていうはまり役!
がっしりした身体、凛々しい眉、下から響くええ声。侍ですやん。もう、ほんま、着物がめちゃくちゃ似合います。
私は低音好きっ子ですが、ドンピシャのお声でね。ええ声なんです。とっても!!朗々と歌い上げる、その太い音がとても素敵でした。
見た目強そうなのに、ちゃんと“へなちょこ”なところも表現されていて、まさに愛されキャラ。
愛される……って、可愛がられるって意味だけではなくて、観客である私たちの心を乗せやすいから観客から愛されるって意味も込めた、愛されキャラ。
この物語の、絵本の世界の住人の中で、いちばんいろんな方向に悩むキャラだったと思うんですが、私たちも一緒に悩むことが出来ました。観客を置いてけぼりにしないの。ちゃんと一緒に歩んで下さる、素敵な桃太郎さんでした。

 

  • 【白雪姫(きのこ組)】松浦友香さん

物語の序盤、まだ観客もこのミュージカルの世界観を探しつつ見ているような段階で、ぶっ飛んだ“頭ん中お花畑のおとぎの国のお姫様”を演じなければいけない、この、白雪姫という役。これを見事に演じ切っていらっしゃって、回を重ねて観劇するごとに、あの「作られた世界観をきちんと出している」っていうところに感激していました。ご自分の中で、おとぎ話のお姫様とはどんなものか相当研究されたんではないのかなと推察いたしました。私達の中に、なんとなく、おとぎ話のお姫様ってこんな感じってイメージがあるじゃないですか。それをドンピシャで持ってきて下さっていて、このミュージカルの世界観をガッチリと観客に植え付けて下さいました。松浦さんの白雪姫を観ることで、観客は「あぁ、このミュージカルの世界観はこんな感じで進むんだな」って安心して空気を掴んでいたと思います。

 

  • 【白雪姫(どんぐり組)】岩井萌さん

今までの私の中の岩井さんのイメージは、どちらかと言うと強い女性で、負けないんだ、泣くこともあるけどしっかり前を向いてるんだ。って感じだったんですが、役者さんってすごい……めっちゃお姫様やった……ほんとに風が見えたし、森が見えたし、なんなら足元にオレンジ色と赤の小さなキノコが見えたもん。
圧倒的歌唱力で、「あぁ、そう、これこれ、この感じ。」って心と身体を全部預けてしまえる安心感でした。
そして、前半の白雪姫と後半の白雪姫の「差」ね。これをしっかり出して下さるので、このミュージカルが伝えようとしているテーマが一層際立って伝わってくるんです。
さすがだな、って思いました。

 

このミュージカルの中で、赤ずきんって役がどんな意味を持っていて、どんな化学変化を起こすモトになっているのかを、よくわかっていらっしゃっているんだな、って思いました。だから、大事なポイントで、きちんと「赤ずきんは今こういう変化を起こしています」っていうことが観客である私たちに伝わってくるんです。ストーリーに流されず、ちゃんとひとつひとつのシーンの意味を伝えてくださいました。
怒るときはちゃんと怒ってくれるし、切ない気持ちの時はちゃんと切ない。それって大事なことなんだなって思いながら観ていました。ただ可愛いだけじゃない。思いやりもある、そして「こうありたい」っていう理想もちゃんと持っている、しっかり者の赤ずきんちゃんでした。

 

赤ずきんっていえばこんな感じ!っていう私たちのイメージを全部具現化して下さっているような、もう、とにかく、頭の先からつま先まで赤ずきんちゃんだった三ツ木さん。あれだけ役を演じきるには、本当に本当にこの役のことを隅々まで作り込んでいらっしゃったんじゃないかなって私は思ってました。
ここでは語られていないような、ここに至るまでの心の変化とか、そういうものまでご自分の中に持っていらっしゃって、本気であの世界の赤ずきんとして生きていらっしゃる。そんな感じがしました。
そして、歌声が本当に素敵!!!!
柔らかい音、でもしっかりと1音1音伝わってくる丁寧で、かつ、流れのある歌声は本当に素敵でした。

 

  • 【狼(きのこ組)】すぐるさん

いい意味で“素”が出ていて、それを武器に出来るとっても素直な役者さんだと思いました。
まだまだ伸びしろがある。
それは、今回はまだ成長途中なのかなって感じる部分があったということでもあるわけですが、でも、本番を重ねるたびに猛スピードで変わっていく姿、成長されていく姿には本当に感動しました。特にすごかったのは千秋楽。歌が全然違ったもん。びっっっっくりしました。
もう一人の狼さん、星野さんとは全然違うタイプの狼さんでした。お稽古される中で、お互いがお互いの狼を見て、悩まれたこともあったんじゃないかなと思うんですが、その過程を経てたどり着いたのであろう、自分の素の部分をいい意味で役に乗せていかれたことが、本当にいい味になっていたし、私は客席から全力で応援していました。
素直でいるってすごいことですよね!

 

  • 【狼(どんぐり組)】星野響介さん

キレッキレの狼さん!星野さんも、いい意味で“素”を出すことが出来る役者さんなんだなって感じました。役を演じているんだけど、役として生きる前に、基盤となっている素の自分だったらどう感じるかってことをしっかり考えていらっしゃる。だから、この役だったらどうするだろうっていう、ただの「想像の演技」じゃないんですね。「生きた演技」でした。
ボソッと反論したりするときにドキッとするほど言葉にキレがあるんですけど、そのスパイスが舞台全体に良い刺激を与えていて、ピリリと引き締まりました。
一見クールで近寄りがたい、マジな狼なのに、赤ずきんとの恋が進展してからの柔らかい表情には射抜かれました。

 

  • 【継母(きのこ組)】椿綺透子さん

ヴィランズとは何たるや、をしっかり持っていらっしゃる継母さんでした。ヴィランズにも、「ヴィランズってこうだよね」っていう暗黙のイメージが私たちの中にあると思うんです。それをしっかり研究されていて、これでもかこれでもかと押し出して下さる。だから安心して悪の味を味わうことが出来ました。
ただの嫌な奴じゃないんですよねぇぇぇぇ底に秘めた悲しさとか孤独とか、強がることで隠しているけれど本当は崩れてしまいそうな優しい心とか。誰にも負けぬぞという強さを纏っているんだけど、それは必死で演じている者であって、仮の姿なんだよな……っていう。そういう、ヴィランズの美味しいところを余すことなく味わうことが出来ました。

 

  • 【継母(どんぐり組)】久津見れいさん

これ、ご本人にも思わずお伝えしてしまったことなんですが、私は最初にきのこ組さんの舞台を拝見したので、椿綺さんの“これぞヴィランズ”って継母のイメージを持っていたわけなんです。そしてどんぐり組を拝見して、最初に久津見さんを拝見した時、「小柄な継母さんだなぁぁ」って印象を受けたんですよね。ヴィランズなんだけど、悪の色味が薄めっていう印象。
ところが。歌声を聴いて撃ち抜かれました。声量、声質、表現力。
もう、ひれ伏しました。自分の持つ武器をよく知っていらっしゃって、それを最大限に効果的に使っていらっしゃる。こういうヴィランズもアリじゃん!!!って心の中でめっちゃ吠えていました、私。

 

  • 【鏡(きのこ組)】黒沢絵里さん

美脚!!まず目が釘付けになりました。おおおおおぅ、スタイル抜群やんか!!って。そこで度肝を抜かれているのに、もう一度衝撃を受けます。
声!!!色気のある素敵な声。
歌声だけでなく、お話声がめちゃくちゃセクシーで、そして強くてまっすぐで、絶対逆らえない感じ。
なんていうかなぁ、伝わるかなぁ、力で押さえつけてくる感じじゃないんですよ、もう、その魅力に虜になってしまって、だから逆らえないっていう。見つめられたら目を離せないような、魔法で動けなくされるような、そういう力強さ。このミュージカルでの鏡という役に本当にはまり役でいらっしゃいました。

 

  • 【鏡(どんぐり組)】石川晃史郎さん

ちょ、まって、カッコイイ……。


…。

 

……。

 

あ、すいません、言葉を失っていました。w
このミュージカルの大事な軸の一つである鏡さんが男女で分かれていて、そしてそれぞれにこんなにも違った魅力があるって、もう、本当にずるいよね。
石川さんは絶対優しい。絶対に優しい鏡なんですよ。
執事さんのような、んーと、厳しいことも言うし、逃げ道は与えてくれないんだけど、でも絶対的に味方してる感じ。優しいからこそ厳しいことも言う、っていうね。
声もめちゃくちゃ優しくて、っっっっったぁぁぁぁかっこよかったです。

 

  • 【担当】安里千央さん

初見のミュージカルが始まった直後って、客席にいて、ある意味品定めするようなちょっぴり厳しい目で見てません?さてさて、どんな世界を繰り広げてくれるのかね?君たちの力量はどんなかね?みたいな。
「先生?入りますよ??先生??」からの、徹夜で書きあげてくれたのかも~の、ほんのひとことふたことで、「あ、このミュージカルは“大丈夫”だ」って安心させてくれる、ブレない表現力が気持ち良かったです。
そこからの、歌ですよ、歌!!!
他の役者さんもいっぱいいっぱい出てくるから、目が忙しくて流されてしまいそうになりますけど、歌めっちゃうまいから!あれだけの人数に負けない、素敵な歌声でした。

 

 

  • 【シンデレラ(きのこ組)】長谷川真鈴さん

“シンデレラ”で拝見する前に、アンサンブルさんとしてのダンスでまず印象に残った長谷川さん。手先の表現とか、めっちゃキレイなの!ダンスでの表現がキレイだと、普段の立ち振舞いもキレイですよね。単純に姿勢がいいってだけではなくて、手先や足運びも語り出す感じ。そこに、よく通る真っ直ぐな声でセリフが乗るから、ほんとにお姫様でした!

 

 

 

  • 【シンデレラ(どんぐり組)】遠藤有美さん

2幕でいきなり登場するプリンセス3人組。ここまでで既に主人公たちのパーティーに馴染みを持っている私たちにとっては、いきなりの登場になるので、一瞬“よそ者”なんですよね。
でもね、シンデレラの最初の「確かに、戦う白雪姫なんて聞いたことないわね」のひとことで、一瞬にしてすんなりと受け止めることが出来ました。
一見しただけでどのプリンセスかわかる、本当におなじみの、分かり易いプリンセス達だったわけですが、この、“シンデレラ”は一番特徴をつかみづらかったのではないかと思うんですよね。でも、遠藤さんは、本当にシンデレラでした。ちゃんとシンデレラだった。そこがすごいなぁって思ってました。

 

ちょっとオリエンタルで、活発なイメージをしっかりと表現されていたかぐや姫さん。出番は多くはないんだけど、だからこそ、印象を残していくのって難しいと思うんです。でも、可愛い衣装とか、潔いスカートの投げっぷりとか、ちゃんと印象に残っているんですよね。ムーラン好きです、私も!!

 

  • 【眠り姫】金岡美森さん

何度も書きますけど、ここで出てきたプリンセスたちって、既に私たちの中に「こういうお姫様」ってイメージがしっかりあるプリンセスだったから、そのイメージからかけ離れちゃうと受け入れにくくなっちゃうようなところもあったわけです。
そこをね!!上手く料理されていたのが金岡さんなんですよね!眠り姫ってこーゆーイメージだよね、ってところをちゃんと表現して下さって、私たちもそれを受け入れることが出来て油断しているところに、金岡さんだから出せるパンチを繰り出してこられるわけですよ!いい意味でぶっ飛ばされて、超気持ち良かったです。

 

  • 【ヘンゼル(きのこ組)】亀田さくらさん

めっちゃ可愛いから!ねぇ、そんな可愛いお兄ちゃんいないよね、ってくらい可愛いの。他のキャラと比べて、このふたりだけは年齢層が一段階くらい下なのかな、って思っていたんですが、めっちゃ可愛いオトコノコで、だからと言って幼さだけが目立つわけではなく、受け入れやすい可愛さってこういうことなのかな、っていう可愛いヘンゼルでした。

 

  • 【ヘンゼル(どんぐり組)】安里千央さん

あっ、担当さんだ。スパイとして入ってきたのかな??……とは思いませんでしたよ、ちゃんと演じ分けられていましたからねww(^^) ボーイズカット(ショートヘア)も似合いますね!

 

  • 【グレーテル)】横山桜花さん

きっとお兄ちゃんよりもしっかり者なんだろうなぁぁぁって思いつつ見ておりました。でも甘え上手なのよね。どうやって甘えればいいかちゃんとわかっている賢い妹でした。作家さんのいう「おかし」の言葉にもっと反応したかったよねぇぇ。あそこ、拾って欲しかったなぁ。ヘンゼルとグレーテルの見せ場だったと思うんだけどなぁ。

 

  • 【三匹の子豚 長男】田代陽太郎さん

あぁぁぁごめんなさいぃぃぃぃ次男と三男にキャラを持っていかれすぎていて、印象が薄くなっちゃっています…お兄ちゃん…。細いから一番おいしくなさそうな豚さんでしたよねwww

 

  • 【三匹の子豚 次男】猪股久智さん

ちょ……。好き。www
ええキャラしてはるわぁぁぁほんまオイシイとこ全部持っていくんやからこの次男は!!!
もっと出番多くても良かったのにぃ。もっと見たかったです。

 

  • 【三匹の子豚 三男】根岸朋央さん

凛々しく歌っていらっしゃる姿を知っているもんだから(←コンサートで拝見したことがあるですよ☆)、髪をゴムで結ばれた姿で出てこられた時はマジに吹き出してしましました。三男キャラ似合います!にぃちゃんんんって泣いちゃうとこがめっちゃ可愛かったですよ。

 

  • 【風見鶏】山﨑聡一郎さん

あああああああ夢が叶ったぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

舞台上で“動く”やまそーさんを観たくて観たくてですね、ずっとずっと待っていたんです、私!!

 

(あのね、でもね、いつもは舞台上であんまり“動かない”で演じるやまそーさんを観ているわけですけどね、それって実はすっごいことなんですよ。あのクワイヤ席にいて、物理的にもスペースがなくて動くことが許されないのに、しっかり演技が伝わってくるんだからね、それって実はすっごいことだよね。)

 

ちょ、まって、ダンス!!!!
あなたダンスもできるのねぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!
ヤラレタ……ヤラレましたよ。
手足が長いから、映えるよね……がんばってフリを覚えて一緒に踊ろうとしたけど、もう、カッコよすぎで見とれてしまって、覚えられなかったですよ。あそこの、あの、手を下にやるとこの、あのフリが好きなのよ!!!
手ぇ、きれいだからさ!!!
なによその笑顔ぉぉぉぉぉぉもう反則だよね……
そんな笑顔で踊らないで、もう、息が、出来ませんっっっ

 

「コッちじゃ!!!…った気もするし。」って、もう、ベタベタなそのセリフよ。それをベタベタにやってのけるやまそーさんよ。
好きすぎる。
5回目と7回目、8回目のサングラスは、ちょ、もう、だからさぁ、反則やから!!!
それ以上カッコよくなってどーすんのよ。もう!

 

歌ぁぁぁぁぁ歌ぁぁぁぁぁ歌ぁぁぁぁぁ好きです、はい。
やっぱりうまいですよね。
うまい、って言葉には、500個くらいの誉め言葉を詰め込んであると思ってくださいまし。ここで羅列し始めるとえらいことになるので控えておきます。ご本人には伝えようと思ったんだけど、面会の時には言葉が旅に出てしまってボンボヤージュしちゃったから何も伝えられなかったんですけど、時間があれば3時間くらい語って差し上げる所存です。え?いらん?そー言わずに今度聞いてくださいね。
本当に歌声好き。

 

それから、ハイド氏!
…じゃなかった、鬼。
鬼好きですよ、怖すぎて。
はまり役ですやん。やりすぎですやん。イッちゃってますやん。←ほめてますよ。
なのに、弱いってゆうね。
好き。

 

アオハタ。青い旗。
フラッグワークまで拝見できるとは……。ありがとうございました。
真剣な目で旗を振られる姿は神々しくさえありました。
ご馳走様でした。

 

そしてね、更にね、開演前、1幕終わり、幕間終わり、終演後にまで、オイシイ美味しいオイシイ時間があって、私は「この時間がずっと続けばいいのに」って本気で願っていました。
ねぇ、鐘の舞台でもやって?ねぇ、毎回、やって?ダメ?

時間になったらやまそーさんが出て来て、授業が始まる……みたいな、あの時間がめちゃくちゃ好きでした。山崎先生きたよ、ほら、落書きしてないで授業の準備しなきゃ!みたいな、あの時間が。(*´ω`*)

語りの声もとってもいいですよね。普段の話し声は柔らかくて優しい。これもとてもいい。語りの声になると、芯が通った凛々しい声になる。これもとてもいい。

 

好きです、はい。とても。

 

 

 

🍄🌰🍄🌰
最後に、私が好きだなって思ったセリフを記録しておきたいと思います。(著作権的にまずかったら消します…)

 

進むしかない 戻ることは許されないのさ

 

自分にとっての幸せは分からないままだけど

この道を今は進むしかない

 

感動を言葉に乗せて
歌うように筆を走らせていた
溢れる言葉は心を躍らせる

 

先に待ってるのが幸せな結末なのかわからないけど
俺には進むことしかできない

 

お前の歩いたところに道は出来るのだ


幸せを求めていれば必ずたどり着けるのさ

 

Once upon a time 力を合わせよう

 

あきらめなければ願いは必ずかなうよ


この手であいつを幸せにしてやることはできないんだろうか


幸せは自分の心が決める

 

それは今からでは間に合わないのか?

 

あたしにとっての幸せは大好きな人と一緒にいること
次私から離れたら許さないからね

 

 

 

【ここからは、私の勝手な戯言です】

  • 戯言①

絵は、「絵本風」を目指してみたんですよ。
初めてやることって、とにかく時間がかかるのね!!!!
絵本風って何を意識したかと言うと、

  • ふんわりした彩色
  • クレヨンのような暖かみ
  • いろんなところにギミックが仕掛けられている絵柄

ってなところなんですけど。
その為に紙を変えてみたら、いつも使う筆ペンがにじむし、このために黒じゃなくて茶色の筆ペンを使ったら、弱い所も出ちゃったし。
もー。
だけど、挑戦してみて良かったとは思ってます。

 

しかし人間を描くのは苦手だ!

写実的に描けなくていいから、センスが欲しいんだよな。
ってずっと思ってる。

 

センスがある人、言葉を換えれば天才肌の人ってね、いるよね。
スキーやっててもいるけどさ、考える前に身体が動く人ね。
考えてないから、自然なの。

 

センスがない人間も、努力すればある程度までは上手くなるよ。
でも、悔しいけれど、センスがある人の域までは絶対届かないんだよね。
努力して、考えて、積み重ねて、動くんだけどさ。
努力して考えて積み重ねていることが、本当に微妙な微妙な、微細なタイムラグを生んで、それがズレになるんだ。

センスのある人は、そこのタイムラグがないから、一発でビシッと気持ちい所に突っ込んでいくんだよね。
だから、本当に気持ちいい。

 

私は、絵は、一般的な人よりはセンスがあると思う。
でも、飛びぬけてはいない。
あくまで、ちょっとだけ得意なだけ。
それでも、動物を描くときなんかは、考えないで手が動くし、それなりに自信はあるんだよ。
でも、やっぱり、本当にセンスがある人には勝てない。

 

一目でわかるよね、センスのあるなしってさ。

 

ちょっと絵がうまいよね、のレベルが私。
悔しいけど、自分のセンスだけでは越えられない壁が目の前にはいっぱいあるから、それをひとつずつ努力で越えていくしかない。
だけど、きっと、この努力が、武器になると信じてるから。
センスのある人がしてこなかった泥臭い努力が、きっとチカラになるはず、と、悔し紛れに言っておきます。

 

まぁ、スキーにしろ、数学にしろ、人よりも苦手で下手くそでセンスのない分野で、一応プロとしてやっていけるだけの技量を身に着けたっていう実績もあるし、そんな、どMな根性は持っているようだから、このまま負けずに頑張れるさ。

 

  • 戯言②

今回ね、初めての小劇場での観劇だったんです。

千秋楽後、観劇仲間に会いまして、一緒にご飯を食べたんですけどね。
小劇場での観劇とは何たるや、って話を聞かせてもらったんです。
あまりに私が暴走して感動しているものだから、ちょっと落ち着け、ってことで、その暴走を止めるために話してくれたのね。
大劇場と小劇場の違い。その観客の違い。観るべきポイントの違い。どういう雰囲気があって、どんな時間が流れて、どんなところが大変なのか。

 

2年ちょっと、観劇経験を積んできました。
四季を好きになった歴はもっと長いけど、本当に観劇を始めてからは、約2年。
その間に、奇跡のような出逢いがいっぱいありました。
その出逢いを、運命と……宿命と受け止めて、最大限に輝かせたいと、どれだけ強く願っていることか。
これまで知らなかった「舞台芸術」というこの世界について、きちんと知識が欲しいと、どれだけ強く願っていることか。

 

必死で身を投じてきました。
それこそ全力で、この世界に飛び込み、貪るように知識を集めてきた。

 

それでもなお、自分の無知に叩きのめされます。

 

やっぱり、住んでいる世界が違うのだと。

 

だからここに書いたことも、的外れのこともあるんだと思う。
出来るならば、的確な感想を述べて、あわよくば…あわよくば……あの日出会った役者さん達の糧になるような、そんな言葉を述べてあげたい。

 

その為の知識が欲しい。
テクニックが欲しい。
目が欲しい。
心が欲しい。

 

でもきっと、ど素人だからこそ述べられることもあると思うから。

 

どんなに背伸びをしても、いきなり高い所は見えない。
山の頂上から景色を見下ろすには、一歩一歩上がっていくしかないんだ。
私は舞台芸術という山をまだ眺めているだけのちっぽけな観客でしかないけれど、そんな私だから見えた景色があるんだと信じて……