演奏会レポ:【2019.6.23 Du Bist Meine Welt 大阪】

私の推し様、山崎聡一郎さん主催のコンサート、「Du Bist Meine Welt(大阪公演)」に行ってきました!


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※最初に、生の音楽の演奏会についてちょっと語っています。コンサート自体のレポートはその語りの後にありますので、レポートだけが必要な方は最初の方は飛ばしてください。■■■■■という記号で語りとレポートの間に区切りをつけておきます。

 

とにかくまず叫ばせてください、
音楽って最高だぁぁぁぁ!!!!
スピーカーを通さない、生の音楽って、最高だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

声!音!声!!!

声ぇぇぇぇ!!!!!
音ぉぉぉぉ!
あぁぁぁぁぁぁ!!!!


……失礼いたしました。


どんな音楽にも力があると思う。

その中でも私はミュージカルが好きです。大きなホールで、スピーカーを通して増幅されたあの音の空間に浸るのが至福の時です。

俳優さんの声に、音響さんや技術さんの手が加わることで完成されていくあの空間は、あの空間だからこその芸術です。あれは、あれで、特別なもの。

 

一方、別の次元のところに、生の音という世界があります。
これがねぇ……本当に、染みるんです。響くんです。
最高の贅沢だと思うし、最高の空間だと思うし、生きてると思う。本当に好き。

 

生の音楽に浸る経験って、世の中の99%の人がしていないと思うの。
そもそもチャンスが少ないもん。
私はチャンスをつかんだ1%の幸せ者です。

 

正直、ハードル高いですよね。
まず、そういう機会に出逢わねばならない。
もし、そういう機会があっても、なかなか足を運ぶのは難しい。
時間や、距離など、いろんなハードルがある。

 

そう、いろんなハードルがあるんですが、実は私にとっては、「俳優さんと近い距離で接する」というのがいちばんのハードルでした。
四季のような大きな劇団のチケットは、機械的に買えるんです。一方、小さなコンサートは演者さんご本人にチケットをお願いする、というパターンが多い。例えるなら、大きな劇団のチケットは自動販売機、小さなコンサートのチケットは作者から直接買う手売り、みたいな?
舞台に立つ雲の上の人の俳優さんに直接お願いしなきゃいけないってのが大きなハードルですよね。

さらに、大きな舞台では、舞台と客席は完全に別世界で交わることはない感じがしますが、小さいコンサートではグッと距離感が縮まって、もちろん舞台と客席に分かれてはいるんだけど、直接お話出来ちゃいそうな、(実際に出来ちゃうことも多い)距離なんです。憧れの俳優さんに自分自身を見られてしまうなんて!というハードルもあるんですよね。

 

確かに、高いハードルかもしれない。
でもね、その先に待っている世界は、本当に素晴らしいものだから!
思い切って飛び込んでほしいと思う。

 

演奏会で、私たちも素敵な時間を頂戴出来て幸せですが、演じて下さる俳優さんもね、喜んでくださるんですよ!
こんなちっぽけな、たった1人の客だけど、その席に座っていることを、喜んでくださるんです。
それってすごく幸せな関係だと思いません?
こんな素敵なことってないよ??

 

ひとりじゃやっぱり勇気が出なければ、何人かで行ってみようよ。
今はSNSってツールもあります。誰か行ったことのある経験者に連れて行ってもらおうよ。

 

とにかくね、
俳優さんと近いから恥ずかしいとか、そんな悩みなんかぶっ飛んで消えてなくなるほどに、生の音楽のチカラはすごい。
そんなハードルのせいで、あの時間を経験しないなんてもったいない。


人生の経験として、生の音楽に浸る時間を過ごすべきです。

 

 

■■■■■

 

場所は大阪、天満橋。(あたし、てんまばし、って天馬橋だと思ってたwww)


ラ・カンパネラというサロンでしたが、すっごく雰囲気が良くて、とても素敵でした!!
椅子も座りやすかったし、荷物を置く場所もきちんと作っていただいていて、サロンのスタッフさんの心遣いが感じられる優しい空間でした。

 

今回のコンサートの題名はDu Bist Meine Welt、日本語では「あなたは私の世界」ということで、恋模様を描いた楽曲がたくさん取り上げられていました。


そして、今回の出演者さんは、なんと、5人!私が行かせてもらった山崎さんのサロンコンサートでは、最多の人数です。演者さんひとりひとりの音が、命が、生き方が相乗効果を産んで、とっても彩り豊かで、楽しいコンサートでした。

 

まずはお一人ずつ、私の独断と偏見の文章でご紹介を。

 

  • 山崎聡一郎さん(Vo.)

見るたびにかっこ良くなるのはなぜだ?人間ってそんなに変われるものか?
とにかくものすごい勢いで前進している私の推し様です。いっつも思うけどさぁ、手がキレイなのよね。今回は、さらにほっぺのお肌がつるつるキレイになっていらっしゃって、また男前になられましたですよ。
声!!!ねぇ、その、甘い声はいつ手に入れられたんですか?もともと低音でビリビリ痺れさせられていたのに、さらにそんな甘い声を武器にされたら、ねぇ、もう、わかりましたよ、魂を捧げればいいんでしょ、はい、持ってってください。←悪魔の契約か?w

 

  • 岩井萌さん(Vo.)

歌唱力ってこういうことか、と、今回改めて納得しました。歌がうまいとか、声がきれいとか、そういう単体での感覚ではなくてね、総合的にそれらを操れるってのはこういうことなんだ……と、ほんとにすごいと思いました。

私の中では岩井さんは「芯のある強い心を持った女性の声」ってイメージなんですが、もちろんそれは土台にありつつも、今回はイメージをひっくり返されました。すっっっっごい優しいの!Talesの時のお姫様キャラもすごいなぁと思ったんですが、今回は生身の女の子として、恋にその身を焦がす声を聴かせていただきました。なんかねぇ、声って楽器なんだなって思いました。

 

  • 宮本優輝さん(Vo.)

え?少女漫画から出てきたの?っていう完璧なプロポーションとルックスの宮本さん。実際の身長よりももっと長身に見えるのはなんでなんだろう?顔がちっちゃいからかなぁ。伸ばしかけの髪を、ちょんってひとつ括りにして、束ねきれなかった前髪がふわっと流れているのが……あぁぁぁぁぁどストライクです、ご馳走さまでしたぁぁぁ。萌える。やばいです。そして、歌う時の空気感がすごい!これ、ご本人にも言ってしまったんですが、あのね、わたしの推し様(山崎さん)が歌われると、彼の身体から炎のようなオーラがメラメラって見えるんですよ。いろんな色でね、いろんな強さでね。いろんな輝きでね。でも、宮本さんが歌われると、周りの空気全部の色が変わりました。歌で演じるとか、芝居とはこういうものかとか、すごく素敵だった。

 

  • 秋元一夢さん(Piano)

お……おおお、ピアノが、歌ってる。ピアノが、歌ってる!!!!って……びっくりした。
あのね、今回は、ピアノの蓋(す、すみません、名称がわかりませんが、大きい蓋です……)は開いてなかったんです。
でも、その中で動く機構一つ一つが透けて見えて来そうな、1本1本の弦が震えて響くのが見えるような、そんな感じがしてびっくりした。ピアノが、歌ってるよ……!って。
秋元さんご自身はとても静かな雰囲気をお持ちで、姿だけを見ていると淡々と弾いていらっしゃるように見えるんです。でもね、静かな動きの手指から、どんなパワーが出てるわけ?って頭が混乱しそうなくらい、ピアノが歌うんですよね。音が大きい小さいとか、そんなレベルじゃないの。うまく言葉にできないけれど、ピアノが歌ってたんです。

 

  • 大河原紗衣さん(Composer. Piano)

最初は譜めくりで、縁の下の力持ちをしていらっしゃった大河原さんですが、2幕でご紹介を聞いて、そして彼女の作曲された曲を聴いて、「あ。天才がいる。」って思いました。曲の感想は後で述べるとして、ご本人を拝見して感じたことなんですけど、この人、絶対まだまだもの凄いものを持ってるぞ、って思ったんです。よく使われるような、輝けば光るダイヤの原石とか引き出しをいっぱい持ってるとか、そんな比喩じゃ収まらない「すごい奴」だぞ絶対に……ってビシビシ感じました。ダイヤの原石も引き出しも両方持ってる上に、さらにまだどんどん湧き出る泉を持ってる感じ。とにかく才能の幅がすごく広くて、簡単な言葉じゃ収まらない感じ。絶対すごい。

 


……本当のバイオグラフィーはこちらをどうぞ

 

今回は、主催の山崎さんと岩井さんがそれぞれ誰かを引っ張ってくるっていうコンセプトがあったそうで、山崎さんは大河原さんを、岩井さんは宮本さんを引っ張ってきたそうです。こうやって幅が広がっていくのって素敵よね✨

 


では、ようやく、楽曲のレポートです。

1.Million Miles Away<ミュージカル「アラジン」>

〔山崎さん・岩井さん〕

いきなり大好きな曲!それも、大好きな山崎さんのセリフの声から始まるんだもんね、幸せでした。
歌の第一声から甘い声!ただ甘いのではなくて、爽やかな空色みたいな軽やかさのなかに、しっかり蒼い芯がある素敵な声。そして、歌うお二人の雰囲気がとても自然で、一気にコンサートの空気が決まりました。

1曲目って、その日の空気を決めるよね。客席も、きっと演者さんも、空気を探りあってるんだけど、このMillion Miles Awayでのおふたりの柔らかくて自然で仲良しな雰囲気が、一気に今日の空気を暖かく作り出してました。最初のハモリのとこがとてもとても気持ちよくて、溶け合ってるなぁぁぁって、私も客席で溶けてました。


2.So Close<ミュージカル映画魔法にかけられて」>

〔山崎さん〕

私はこの曲は英語での語感が好きなんですが、今回の演奏を聴いて、日本語も良いなって思いました。
甘い声!!!さっきとは違う色!淡くてオレンジがかった優しい朝焼けの色のような。そして一声一声にグラデーションを感じました。語り掛けるような声色から、心の叫びまで、山崎さんの「甘さ」を隅々まで堪能させてもらいました。
っくぅぅぅ、溶けるって!!!あぁぁ


3.Take me as I am<ミュージカル「ジキルとハイド」>

〔山崎さん・岩井さん〕

So Closeって、幸せで終わらない歌じゃないですか。恋焦がれているけど、手が届かなくて、切ない。
その切なさの響きを残した中で、今度は違った悩みを歌う、この曲。
ある意味似た響きを持ちながらも、はっきりと違う心の痛みを表現されていて、また色が変わった。深い緑、青も入ってる、ちょっとくすんだ色。そして、ジキル氏の悩みを受け止める岩井さんの声がすごく素敵!優しく包んでるんだけど、なんとしても支える!っていう確固たる覚悟のある声。声の表現ってすごいなぁ、本当に。


4.If I Can’t Love Her<ミュージカル「美女と野獣」>

〔山崎さん〕

きたぁぁぁぁ愛せぬならばだぁぁぁ
山崎さんの歌の中でトップ3に入るくらい好きな曲です。声とか雰囲気とか、いろんなものがぴったりなの!
前半の、心に秘めていたけれど溢れてきてしまった声と、後半の心の叫びの、表現の幅広さ!
とてもドラマチックなんですよ。

後半にいくにつれて、胸がぎゅっっとなっていくの!
前半の秘めた想いがあるからこその、後半のドラマチックな心の叫び!
本当に山崎さんの声にぴったりだと思う。

大好き。


5.Change in Me<ミュージカル「美女と野獣」>

〔岩井さん〕

2012版の美女と野獣にしか入ってないそうです、愛せぬならばのアンサーソングなんだって!

(←ちゃんと説明してくださったんですがメモが取り切れなかった。)
初めて聴く曲だったので、これはどのシーンで歌われる曲なんだろうって考えるのに必死過ぎて、印象メモがゼロなんです、レポート書けなくてすみません…

 

6.星のさだめ<ミュージカル「アイーダ」>

〔岩井さん・宮本さん〕

宮本さんのご紹介のところでも書かせてもらったんですが、宮本さんは空気を作るのがとてもウマイの!ここまでは、どちらかというと「コンサート」っていう色味が強かったんですが、宮本さんが立たれた瞬間から、舞台セットが見えたし、壁の色も変わった感じがしました。私はアイーダは見たことはないんですが、えんじ色とに黄色のラインの入った旗が見えたし、衣装もエジプトっぽい1枚布の衣装が見えました。表現っていろいろあるんだなってびっくり。


7.Evermore<ミュージカル映画美女と野獣」>

〔宮本さん〕

野獣、似合う!!!絶対似合う!!!
このEvermoreを歌う前に、自己紹介をされたんですが(←めっちゃええ声やってんよ!語りの声もとても素敵。)、そのMCから、歌に入る瞬間のスイッチの切り替えがとても気持ちよかったんです。スイッチが入ると、一気に空気が変わった。びっくり!そして、歌の演奏中はもちろん、間奏などの歌ってない時間も目が離せないくらい表情、表現が豊かでした。

歌は、まず声が大事。でも、声だけの表現ではなくて、息遣いや目線や、舞台での風の起こし方まで、全部含めて「歌」なんだなって、すっごく思いました。


8.Agony<ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」>

〔山崎さん・宮本さん〕

爆笑www
あぁぁぁぁツラ~~イ!!!


9.探してた出会い<オリジナル1曲ミュージカルソング>

〔山崎さん・岩井さん〕

今、ニューヨークで、1曲で完結するミュージカルが流行ってるんだそうです。日常の何気ない場面を歌ったりするそうです。

オリジナル曲でそれに挑戦された、この9曲目!
山崎さんと岩井さんの出会いを、大河原さんの作曲でひとつの作品に!

これめっちゃおもしろかったの。

おもしろいという言葉には、興味深いとか、聞いていてわくわくするとか、すごいなと思ったとか、今まで感じたことない気持ちがあったとか、いろんな意味を込めています。
ちゃんとね、ミュージカルが「開幕」して、この話はどんな話なのかな??って引き込まれて、でもずっと真っ直ぐ進まないで不安な要素も動いて、そこから新しい心の動きがあって。そして同じフレーズが効果的に使われて、物語がちゃんと進行していくんです。山あり谷あり、不安も喜びもあって、本当に1曲でミュージカルだった!!!ちゃんと1幕と2幕もあったし!

これ、おもしろい、ほんと、もっと見てみたい!って思いました。
曲自体もミュージカルしてるんだけど、私としては、目の前で二人がミュージカルを演じて下さったのがとても楽しかったんですよ!
椅子に座ってる時の山崎さんとか、「あぁぁぁぁぁぁ!!!わかるぅ!!!!」てw

え、これ、続きの作品が観たい。本当に。

 

10.ミュージカル「ルドルフ」より

本日のメインディッシュです!ルドルフ大好きなんです、観たことはなくて、日本語で聴いたこともなくて、ドイツ語の歌を聴いたことしかないんですが、とても好きです。
その中から、美味しい美味しいエッセンスだけを取り出した、美味しいとこ取りでした!


So viel mir

〔山崎さん・岩井さん〕

うわぁぁぁぁ好きぃぃぃ!!!
今日、ここまで積み上げてきたこのコンサートの空気があったから、さらに輝いた、この曲でした。
山崎さんと岩井さんのおふたりだからこそ出せた、あの音楽の世界。
生の舞台は1回きりで、2度と同じものは出来ないってよく言われますが、本当にそうだと思った、この曲でした。

 

Vetrau in uns
Du Bleibest be Mir

〔岩井さん〕

これ、2曲まとめて書きたい。

Vetrau in unsはマリーの歌で、悩んでるルドルフを優しく支える歌。運命の人をなんとか支えたいと心を尽くす、全力の愛の歌。

Du Bleibest be Mirはステファニーの歌で、浮気されて辛いけど妻であるその威厳を絶対に無くさないと、辛さをぶち壊して強さで押し殺してる、痛みをパワーに変えてる歌。
この2曲を岩井さんが続けて歌われたんですが、本当に俳優さんってすごいと思った。
別人なんだもん。
本当に2人の別人格が見える、音楽の表現。声も音質も声量も、とにかく全部違うの。女ってすごいんだわ、って思わされた。変な意味じゃなくて真面目に、そう思いました。2種類の女の覚悟を演じ分けて見せてもらって、女の覚悟の強さを感じました。


Du Bist Meine Welt

〔山崎さん・岩井さん〕

オリジナルの訳詞だそうです!
ピッタリはまってた!とても分かりやすかったし、語感も気持ちよかったし、とても素敵な訳詞でした。
「永遠に」がとても好きでした。言葉の響きも、声も。
好きなフレーズいっぱいあって、ちょっとメモったんだけど、著作権あるから秘密にしときます。
今日のコンサートを締めくくるにふさわしい大曲でした。
歌の演奏も、ピアノの演奏も、みんなの才能が余すことなく発揮されて、いい意味でおなか一杯になって幸せな達成感の中で最後の拍手を送ることが出来ました。


アンコール:奇跡求めて<ミュージカル「ノートルダムの鐘」>

5人全員が登場!譜めくりをされていた大河原さんも、ピアノの連弾で演奏に加わられて、全員での演奏でした!
や、や、や、山崎さんがカジモドですかぁぁぁぁぁ!!!!!
奇跡求めて、次の会場の東京へ、みんな旅立っちゃった……

 

さみしい!!!

 

本当に楽しいコンサートだったんだもん!

今回はとっても短く感じたんです。いつものコンサートと比べて、曲数が少なかったというわけではないと思うのに、あっという間に終わっちゃった。こうしてレポートを書き出してみると、たっぷりボリュームのあるコンサートだったのに、実際に客席にいた時には「えっ、もう終わり?もう1曲歌ってほしい!」って思ったんです。
1曲1曲がそれぞれ楽しくて、いろんな色が合って、いろんな味がって、とっても充実してたからでしょうか。
特にこの曲が良かった!って曲を挙げてください、って言われたら、挙げられないこともないんですが、お世辞抜きで全部がそれぞれ良かったの。

どのコンサートも、いつも「来てよかった」って思うんですが、今回は5人全員の持ち味が絶妙にお互いをパワーアップさせていて、音楽っていいな、仲間っていいなって思った。

なんか、自分も自分の大切な仲間と素敵な時間を作っていこう!って思えて、新しい元気をもらえたコンサートでした。

 

また大阪に来てね!


Du Bist Meine Weltは東京公演が2019.6.29にあります!
今回とはセットリストが違うそうですので、次も楽しみだぜぇぇぇ

 

今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨✨✨