HNDイベントレポ:【2018.12.20 ノートルダムの鐘 名古屋】トークイベント

ノートルダムの鐘 名古屋公演 
第2回「トークイベント」レポート

 

 


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【注意】この記事では、劇団四季ノートルダムの鐘のネタバレを含んでいます。

 

 

 

私、個人の感想です。

偏りや、個人的解釈を多く含んでいます。

ご了承下さい。

 


メニュー:
①テーマトーク

  • 相手役によって変わる自分の演技について
  • 名古屋公演から演出が変更された部分
  • 何十回観てても知らないネタ

②皆さんからの質問に答えますコーナー

 

ポイントは………
*よしつぐさんと達郎さんがオシャレで萌えた!

*茜さんがめちゃくちゃ美人で萌えた!
*清水さんの一生懸命な姿が最高に素敵で萌えた!
*高舛さんのお話される声が、超絶イケボな低音で、心底萌えた!
*あのクリスマスツリーは黙って座ってたけどいい仕事してて萌えた!

 

ということで、前置きはこのへんにして、レポートに参ります!


本番の舞台が熱すぎて「今日は千秋楽ですか?」ってくらいカーテンコールが熱かったので、イベントの準備間に合うのかしら……なんて要らぬ心配をしつつイベントを待っていた私なのですが、案の定(?)着席してからしばらく待ち時間がありました。

 

どんどん高まっていく期待✨

 

しかし……本当に本番がすごくて、待ち時間に聞こえてきたのは、
「このままイベントに突入なんて、身も心も持たない」
「休憩時間が必要……」
「今こそスタバに行って糖分を補給したい……」
という、息も絶え絶えの私たち観客の溜め息……


客席に入る前のイベント待ちのロビーも異様な雰囲気で、みんな頭から湯気を出してフラフラ。
出てくる言葉は「どうした…何があったんだ今日は…………」という、ひとりごとばかり。

 

【後日追加】

この日の本番のレポートを書きました。


HNDレポ:【2018.12.20 ノートルダムの鐘 名古屋】マチネ - ひまわりの花の下で

 

 

なんだか不思議なイベント待ち時間でした。

 

と、言うことで、イベントの為に客席に着いてから少し息を整える時間がありまして……

 

 

始まりです!!

 

 

いつもの、トプシーターヴィーのBGMに合わせて登場した5人を見て、客席は狂喜乱舞!!!


小さなクリスマスツリーを抱えたよしつぐさんを先頭に、茜さん、達郎さん、清水さん、高舛さん!!!!

豪華過ぎるやん!!!!!!

 

(以下、カギカッコ前のお名前、敬称略させていただきますね)

 

自己紹介!
阿部「好きな台詞は『今日はワルになろうぜ!!!』、阿部よしつぐです。」


相原「名古屋に来てから好きになった名古屋めしは『ひつまぶし』と『きしめん』、相原茜です。」


達郎「(前のふたりの自己紹介に負けじと一瞬考える)実はサラサラストレートヘア、毎回コテで巻いています!飯田達郎です。」


清水「好きなセリフは『いや、この何週間でだいぶ分かってきた』清水大星です。」
(達郎「お、ぉぉぉぉ渋いとこきましたね」)


高舛「今週の目標はフルーツパフェを食べに行くこと、高舛裕一です。」

 

もう、自己紹介だけでメロメロにとろけてしまった客席(*´∀`)


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※画像はイメージです💦💦💦

 

達郎「いやぁぁぁぁぁぁ!急ぎましたねw」
阿部「カーテンコールがね、おかげさまでたくさんいただきましてw」
達郎「茜のダッシュ、半端なかったよねw 俺もがんばったよ、シャワーも浴びて、髪も乾かしたもん。」

カーテンコールをした本人である観客、苦笑いとニヤニヤに包まれます。

 

阿部「では、今日は、キャラの基本編ということで。基本編もありつつ、マニアックなところ触れていこうかと。」

 

■テーマトーク

相手役によって変わる自分の演技について

阿部「ノートルダムの鐘っていう作品は、何回見ても毎回違う感動があると言っていただいています。毎回違う演技をしているんですか?なんて聞かれることも。

これについて……演出もあるんですが、俳優自身が、相手役によって自分自身を変えていくってことを大事にしているんです。」

阿部「そこで、この役者さんが相手だとこう変わってしまう、っていうことあったら教えてください。」

 

◆よしつぐさん→茜さん

阿部「茜が相手だとね、なんかこう、ダンプカーに轢かれたような衝撃があるんですよw」
客席爆笑、茜さん「えぇぇぇぇぇ??!!!www」
阿部「身体が大きいっていうのもあるんですけど、体当たりで演技してくるからね、予想を崩してくるような芝居をね。

だからこう、ダンプカーにぶつかったみたいな衝撃があるんですよね。」

 

◆茜さん→カジモド

相原「カジモドは日替わりで役者さんが変わるんですよね。マチソワだったら、その日のうちでカジモドが変わるってことになります。

それぞれのカジモドで違う反応が楽しいです。TOTWとかでのカジモドとのやり取りが好きなんです。

最初はエスメラルダのことが怖いんだけど、そこから心を開いて、そして『エスメラルダ』って呼んでみるっていう心の変化がカジモドによって違うんです。

達郎さんだと…」
達郎「!!!やだな、なんか意識しちゃうなwww」
相原「あ、えっと、言ってもいいですか??www」
達郎「いいよいいよ。」
相原「達郎さんだと、一生懸命言うから、もらい泣きしそうになるんです。すごい感動するんです。」
達郎「あ、泣いてるよね、ね??」
相原「そうですねwww」
ここで、よしつぐさんがTOTWとは何か、どんなシーンなのかを説明。

達郎さんはのけぞって「こーーーんなやつねw」(*´∀`)✨✨✨

 

◆達郎さん→フロロー

達郎「フロローとの絡みですね、やっぱり。オシリに向かっていくエネルギーが全然違ってくる。いろんなフロローさんがいらっしゃって……ん?フロロー『さん』??www
ご主人様…?!www 

今日は川口さんでしたけど、川口さんは、半分、僕を殺そうとしてる。」
全員大爆笑
達郎「『約束しろ!!!!!』とか、マジでビビっちゃう。あ、先週までいらっしゃった野中さんとかも厳しいですよ、芝さんとかもね、もちろんね。でも、川口さんは……w」
阿部「もう、そのまま舞台袖にはけてきちゃうんじゃないかってくらい、ビビってるよねw」
達郎「www 

柵が倒れちゃうんじゃないかって思うw 

そうならないように気をつけてますけどw
最初にやったとき、親にすっごい怒られたことを思い出したんです。

(ここで、怒られたエピソードをひとつ紹介されたんですが、ここはヒミツでね、って達郎さんが言ってたので、ヒミツにしときますね)
愛情の反発ってやつですよね。
川口さんは思った以上にめちゃくちゃ来る!だから僕も負けないでめちゃくちゃ行くんですけどねw
今日は名古屋では初めてご一緒したんですが、また自分の中でも新しい発見がたくさんあった。」
客席うなづく。
達郎「ほら、うなづいてくれてる人いるじゃん!今日の出来は良かったと思うんですよ。」
客席大拍手!!!!
達郎「どのフロローさんとでも、行きつくポイントは同じなんだけど、そこまでの道が違うんですよね。」

 

◆清水さん→川口さん、クロパン

清水「あのね、達郎の話聞きながら、(川口さんが他の役者さんと)違うところを探してたんだよね。僕も今日は川口さんとは初めてだったけど、トプシーのとことか、殺そうとしてる。w
あと、クロパンは、『おっと、手が早いな』のところ、自分がしようとしてた(女の子をナンパしてたってことかな?)のに、腹立つって思う。」

 

◆高舛さん→カジモド

高舛「カジモドの頭の中のイメージである存在である僕たちなので、カジモドによって変化します。
達郎の場合、他の人よりやんちゃ感があるんですよね。舞台上で、やんちゃだって思ってやっているわけではないんですけど。

TOTWの『カジモドほら!』ってとことかね、ほら、がんばれよ、って励ます感じで『(優しい口調で)カジモド、ほらっ』言うんですけど、達郎の場合は、なんかねぇ、ぐずぐずしてるから、もう、早よ言えやって思ってしまってw、『(ちょっと不機嫌に)カジモドほらっっ』ってw 

アフロディジアスで『魔除けだ。彼女からもらったろう』って言うところも、他のカジモドだと親が諭すような口調で『(親が諭すような感じで)魔除けだ、彼女からもらっただろう?』って言うんですけど、達郎だと『(イライラ気味に)魔除けだぁっ(もうぅぅっ)、彼女からもらっただろぉぉ?』ってねw」
達郎さん苦笑い、他の俳優さんと客席はにこにこにこにこ笑。


名古屋公演から演出が変更された部分

阿部「名古屋公演に向けて、海外のクリエイティブスタッフが来て、お稽古がありました。すごく濃い内容でして、」
達郎「(うんうんうんうんうんうん!!)(激しいうなづき)」
阿部「演出で変わったところを教えてください。」
色めき立つ客席。
阿部「おぉぉ、きたきた~って感じになってますねw」

 

阿部「冒頭、『アーアーア』ってとこね、あの、みんながグレーローブ着てるあのシーンですけども、15世紀の亡霊を呼び寄せて下さいって言われたんだよね。

今までは、『アーアーア』ってキレイに歌えばいいとこかなって、あ、今もきれいに歌ってはいますよ、だけど、今は、『アーアーア』って言いながら、あれ、めっちゃ霊を呼び込んでるんですよ、もう、舞台上、霊だらけw」
どよめく客席。達郎さんはにこにこにこにこ。身体全体を使って、いかに舞台上が霊だらけか見せてくれるよしつぐさんw

阿部「けどね、呼び込んだ霊をいつ返すのか言わずに帰っていったんだよ!おいおい、霊いっぱなしじゃね???ってw」
会場爆笑
阿部「それでね、みんなで話し合って、いつ返すべきかなって。

それで、最後の、ラストのシーンの『ハァー』で上に戻っていくって、僕らはそう思って演じています。」
達郎「カジモドはね、あの『ハァー』のところで、永遠の時の流れの中にカジモドを戻す、って言われたよ。

流れの中にカジモドが戻れるように、カジモドの背中を押す感じ。」

 

高舛「目に見える形の変化ではなく、内面の変化なんですよね。誰も気づいていない微妙な変化があるんですけど……」
達郎「なになに??知りたい知りたい!」
高舛「聖アフロディジアスの首なんですけど、名古屋から角度がちょっと変わってるんです。気づいた人いるのかなw」
客席も俳優さんもお互いの顔色をうかがう。
高舛「今までは、カジモドに対して、こうでした(下向いていて、カジモドに真っ直ぐ目線が行く感じ)。」
高舛「で、今は、こういう。(顔が上がって、真っ直ぐ見ている感じ)。」
高舛さん、実践して見せてくださいます。

高舛「お客さんから見えやすいように?って思ったんですけど、違っててね、実際やってみてわかったんですけど、カジモドを見下ろしてる感じになるんですよね。

あぁ、自分は聖人なんだ、って改めて思った。聖人だから、カジモドを見下ろしていて当然っていう。」
会場全員、ほぉぉぉぉぉ!!!!

阿部「よくあの体勢で歌ってますよねw」
高舛「よりキツくなしましたw」

 

相原「タンバリンのリズムで、フリがマイナーチェンジしました。」
観客、へぇぇぇぇ!
相原「出てきた瞬間に、フィーバスがカッコイイってことに注目してるんですよ。あそこに大勢いるんだけど、パッと見渡して、隊長がいちばんカッコイイって気づいてるっていう。そこで、エスメラルダは本能的に動いていて、台に登るときにフィーバスにアピールしてるんです。目くばせしたり。

あと、スカーフを3回振ってたんですけど、日本の音源に合わせて、2回振ることに変わりました。」

 

清水「フィーバスはもともと指示があんまりなくて、自由度が高い役なんです。」
会場、へぇぇぇぇ!
清水「今回、聖堂の中のシーンで指示が付きました。短いので、そこで表現するようにって。獲物を追うような緊張感、性的なスパーク。やり方は指示されてないけど。」
阿部「官能的になりましたよね。あの、エスメラルダのこーーーゆーーの(手をくねくねさせる)ね。」
相原「そうなんです。油断させて、ドス!!!ってやるっていうw」
阿部「ダンプカーみたいなねwww」

 

達郎「2か所あるんですけど。まず、『無理だよ』のシーンね。
フロローが上がってきて、『カジモド』って呼びかけるんですけど、カジモドの『カ』で、一斉に止まるんです。

今までは『ガラガラガラガラガラっ、ぴたっ』って感じだったんですけど、今は『ガラガラガラガラガラ、カーーーン………』って。こう、余韻が残るように。『カーーーン……』って。

このシーンめちゃくちゃ練習したんだよね。

カーーーン……ってやることで、お客様の感覚をスーーーーっと持ってくるために。
カジモドだけひとりごと言わなきゃいけないんです。今日は僕は『お昼のミサの鐘を鳴らさなきゃいけないし』って言ったんですけど、決まってるわけではなくて、その時に思いついたことを言うんです。
おかげで、「カジモドはずっとああやって石像とか物とかと会話し続けてて一人で暮らして来たのか」と分かりやすくなりました。

あと、怒られるようになりました。バン!!ってね。
前は、聖アフロディジアスが言えていない、ってことで『聖アフロディシ…聖アフロディス…』みたいに言ってたんですけど、覚えていないってことだって言われたのね。覚えてるけど言えない、ではなくて、覚えてないっていう。だから今は『聖アフラ…聖アフレス…』みたいなこと言ってます。

フロローを怒らせるくらい覚えていない。

カジモドってそういうとこがあるんだ、って、いつもいつもどこかで覚えていなかったり、覚え違いをしちゃうっていう。そこにフロローが怒るっていう。フロローは人間的になりましたよね。」

 

何十回観てても知らないネタ

阿部「何十回観てても知らない、マニアックなネタをお話しようかと。」
達郎「もう、だいぶ、前に出ちゃったけど、横浜で。」
みんな「うんうん、そうそう、でもがんばろうね」

 

阿部「名古屋でクロパンで、『バーン』ってやるんですけどね、ここ」
トプシーでやるバーン!って足踏みを実践してくださるよしつぐさん。

客席は沈黙の悲鳴!!!
阿部「ここね、いつも踏むとこね、スタッフが心配して、鉄板入れたんですよ。」
達郎「あれ、本当だったの!」
阿部「ここ、です」
よしつぐさん、アナンケのゼロ番から3枚目くらいの白いタイルを指して、そして、実際にその隣のタイルとの音の差を聞かせてくださいます。
バンバン!!!バンバン!!!

会場全体、おぉぉぉぉぉぉ!!!!

達郎「俺さ、横から見ててさ、よしつぐさんがバン!ってやった後、この、隣の、焼き肉板みたいのが(照明が埋まっているタイルのフタ部分)ばぁぁぁん!!!ってなって浮いてるの見て、おいっ大丈夫か??って思ってたんですよね。」
焼き肉板www
自分で言ってから、じわじわツボる達郎さん、「焼き肉板www焼き肉板とか言っちゃったw」って自らツボ押しw
阿部「知ってる、ってか、俺、それを楽しんでたんですけどねw 最近は鉄板入ったから、俺の足がちょっと痛いくらいで。w」

 

相原「トプシーターヴィーのシーンで、群衆に紛れてるジプシーが3人いるんですけど、そのシーンではジプシー3人とエスメラルダはいろんなとこでアイコンタクトしたりしてるんです。内緒にしておくので、次に観たら見てみて下さいね。」

 

高舛「ノートルダムの鐘に出るにあたって、ユゴーのことをいろいろ調べたんですけどね、ユゴーは、降霊術に凝ってたらしくて、あの、日本で言うところのコックリさんみたいなやつね、それでシェイクスピアを呼び寄せて戯曲を書かせようとしたらしいです。……ってのは、みんな知らない…よね??」
達郎「え、なんか、可愛いなw」
阿部「可愛いか??」
達郎「なんか、普通じゃないとこが可愛いというかww あっ、てか、普通とか普通じゃないとかを問う作品なのに、僕が普通とか言っちゃったw」

 

清水「たまたま今日は僕がフィーバス、って決まっていくじゃないですか。僕が出てきて、F4さんが『女ならだれでも惚れてしまう、そんな色男』って言うんですけど、この時点では女性は会衆のまま言ってる。でも、フィーバスはフィーバスとして答えるっていう。」
ノートルダムの鐘が、そこに居合わせた会衆が劇を演じているという設定だと言うことは横浜の時から何度か話題に上がっていますが、劇中でも「フィーバス役」をやってる人が、途中で「会衆に戻って、フィーバスについて語る」というようなシーンが何度もあるんですよね。そのことを清水さんが話して下さっています。
清水「売春宿のシーンも、『松明は燃える彼女のように』で回収に戻ったり、またフィーバスになったりします。」
達郎「原文を読むとね、そのへんのことが分かるんですけど、日本語にした時にどうしても入りきらなくて、分かりにくくなっちゃってるところもあって。」
清水「フィーバスが自分で自分のことを語るっていうのがおもしろい。」
達郎「原文だと、フィーバスが自分自身のことを彼が、って言ってたりするんですよ。」

 

達郎「カジモドの話は出し切っちゃったので、今日は8枠、男性8枠のことを話したいと思います。

今日だと吉田功太郎がやってる役ですよね、で、本人にもしゃべっていいかちゃんと確認とったから。」
達郎「フィーバスが『エスメラルダの居場所に案内してくれた者に金貨2枚!』っていうシーン……ん?あれっ?2枚?2枚であってる?」
清水「www 2枚だよ。」
達郎「2枚!って言ってる時、兵士がいっぱいいるんですけどね、8枠だけ、刀をしてないんです。

その後、もう一回言うじゃん、4枚??3枚?4枚???」
清水「4枚!www(達郎さんの肩をポンポンする)」
達郎「その時も、後ろにいるんだけど、刀がなくてね。なんでかって言うと、あの時、8枠はスパイだからなんです。エスメラルダを探してるぞっていうのは、もうわかっててね、だからスパイに来てる。

よく見てると、奥の方で、売春宿の娘さんに耳打ちしてます。だから、その後兵士たちが売春宿に行った時に、エスメラルダは先に逃げることが出来ていて、既に外にいるっていう!」

 

達郎「見る人の心によって見え方が違うって言うのがこの作品のすごいところ。みなさんもいろんな見かたをしてみてくださいね。」

 

■皆さんの質問に答えますコーナー

Q1 生命力の強いキャラクターがたくさん出てきますが、無人島に連れていくなら誰ですか?

阿部「クロパンかな。強そうだし。」
相原「クロパンかな、生命力強そうだし。」
達郎「カジモドは連れて行かないかな…世話が焼けそうw 連れていくなら…クロパンかな…何でも作れそうだし。その辺の草とかを切ってきて、これは食べられるぞ、みたいなw」
清水「フィーバスだったらエスメラルダに決まってます。」
会場全体、おおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!!素敵!!!!大拍手
高舛「僕も、ジプシーもやってますから、やっぱりクロパンですよね。」

阿部「クロパン、無人島では大人気ですねwww」

 

Q2 役に入るスイッチはありますか?

阿部「15分前に暗闇を見つけて、自分の暗い部分を引き出します。自分と向き合うってことですね。」
清水「剣に触ると…」
阿部「舐めるの??w」
清水「舐めないwww 剣に触るとスイッチ入ります。」


達郎「舞台上で変わるっていう特殊な役ですから…。でも、あの、コブを背負って…、あのコブはね、ただの袋ではなくて、いろんなものが詰まっているんですよ、皆の業(ごう)とかプレッシャーとか、そういうものを詰め込んでるからとっても重いんですよ。だから、コブを付けると言うことは、みんなの、そういうものを背負っているってこと。コブを触る時は、みんなの業を触っているってことで。」
阿部「だから最後もらう時重いのか!」
達郎「それは汗じゃなくて???www」

達郎「カジモドになるシーン、こうやって、髪をくしゃくしゃってして…あ、いつもならこっち向き(オシリが客席側)ですけどね、今日はこっち向き(顔がこっち側)でやりますけど、僕、こうやって足をパキンって折るんですよ、」
達郎さん、実際にその仕草をやって見せて下さいます。右足をパキンっと折って曲げます。(画像①参照)


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達郎「で、この、パキンって瞬間に、一緒に呼吸してるんです、『シュッ』って、息を吸い込んでる。この時に、降ろしてきたカジモドの霊を入れてるんですね、ふっと入ってくる。」

 

Q3 カジモドが手でおしゃべりしてることが多いですが、手話の勉強をされているんですか?

達郎「してないです(即答)
なんでなんですかね、ああやって手で話をする人が周りにいたわけでもなくて、カジモドを自分に通したときに自然にでたんですよね。

あ、けど、フロローのやったことは真似るってことはしてます。今日は川口さんが『もう外に2度と出るな』って言った時、こうしてたんですね(右手と左手の人差し指を絡める動き、上の画像②参照)、だから、僕は劇中ずっとそれを何度もしてたんです。」
客席、おおおお、確かに!!!
達郎「いろいろやってみてます。ふたりでいる、とか、こう(人差し指を立てて広げた両手を段々近づけてきて、最後くっつける)やったことあるんですけど、そしたら、TOTWで両手を離す時、出来なくて、『んっ、んっ(手を離せなくて困る動作)』ってなってw だから、こう(ピースした手をクタッと力を抜いて、裏返した感じ)にしたりね。」


Q4 いつもの生活で、職業病かもしれないって思うような行動や発言はありますか?

みんな、うーん、と考え込んでしまう。
阿部「思いつかないなぁ。普段から役のことを考えているので、公演中は、っていうかキャスティングされていて出演している間は、殺気立ってるかもしれません。

クロパンならどうするかな、とか常に考えてる。『この信号待ち、クロパンはするのかな』とかwww あ、いや、ちゃんと待ちますよw」
高舛「あえて、やめてみようの日を作りますよね。こう、ずっと役に入ったままだから、今日は完全に忘れるぞって日を作ったりします。」
阿部「それだけ集中してるからか、キャストチェンジになったら完全に忘れるんですよ。」
達郎「カブトムシのことだけ考えるのね」
阿部「www」

 

相原「日々生きてる中で、すっごい悲しいことがあるとラッキーって思うんです。お芝居の中に生かせるから。だから、悲しいことがあっても、なんとか乗り切れちゃう。嬉しいことがあっても同じですね。」

 

達郎「映画を見た時とか、その人の芝居を見ちゃうんです。あ、これ、言わされたな、とか、これは何回撮り直したのかな、とか。あと、このカメラアングルで来るか~とか見ちゃいます。パンの仕方とかね。…あ、パンっていうのは、カメラをこう、動かして撮ることでね。僕、昔テレビ局でADやってたんですけど、そのこともあってか、ね。あ、でも、見学に来た時は(四季の舞台を見学として観に来た時)単純に泣いてるんですけどね。」

 

清水「思いついたのは、舞台上だと相手の目をしっかり見て生きなきゃいけないじゃないですか。だから、舞台でしっかり見てるからなのか、外に出ると目を見れないです。これ、宮田さん(エスメラルダ役の宮田愛さんのことですね)も言ってました。」

 

Q5 これこそ奇跡だったことは何かありますか?

達郎「…むずっ!!!」

 

相原「私、実は双子でして、今、私は名古屋にいるんですけど、双子のもう一人が、名古屋での公演に来てて、それで、今日はこちらがマチネで、彼女は東京への移動日で、ってことで、実は今日、観に来てくれていたんです。それが奇跡かなって。」
達郎「大号泣してたよね、もう、目の周り真っ黒になるくらいにさ。」

 

達郎「これは言っていいのかな……。う~ん。」
阿部「じゃ、もうちょい悩んでwww」

 

清水「キレイなことかもしれないけど、ここで舞台に立たせていただいてるっていうことに、感動しています。」
会場全体、大拍手!!!

 

高舛「くだらないこと過ぎて言いづらくて…w
こないだ、本を買いに行って、小銭をみたら、972円だったんですけど、それがキレイにあって、自分の中でスッキリしたっていうw」
会場全体、笑、拍手

 

達郎「(まだ悩んでる)う~ん、自分が奇跡と思えばいいのか…
こないだ家庭のことで奇跡があったんですがこれは言えないから…

ツアー中にね、自販機のジュース買う時にね、あっ、全然最近じゃなくてごめんなさいなんだけどw
後輩とかが買おうとしてて、それで、ちょっと待てと。これ、当たりつきだから、俺が当ててやるから、って言って、一発で当たりを出すとかねw 結構当たるんですよ、クジ運強いんです。ガラガラ回すやつとかさ、前のおばちゃんが40回も50回も回して、大量のティッシュとか持って帰ってるようなときに、俺が一発で温泉旅行当てちゃったりとかw
それでね、今、ジャンボ宝くじプチを買ったからさ、当たったら、みんなでうなぎ食べに行こうよ。」

 

 

阿部「ってなところでお時間ですかね。なんか、こんなまったり終わっていいのかな?」
阿部「みなさんと交流を持てるのはとても素敵な時間です。ありがとうございました~!」

 

ということで終了です。手を振りながら下手にはけていかれる俳優さんたち。
持ってきたクリスマスツリーを忘れていくよしつぐさんw
自分のペットボトルも置きっぱなしw
茜さんがちゃんと回収して行かれました。

 

本番と言い、このトークイベントといい、大盤振る舞いの贅沢三昧で、本当に本当に濃いいちにちでした…。
帰りの車では、ちょっとでも思い出すと情報が津波のように襲ってきて脳みそがパンクして、運転できなくなっちゃうので、情報にフタをして封印して帰ったくらいです。

 

本当に幸せないちにちでした(*´ω`*)✨✨✨

 

今回も、お読みいただき、ありがとうございました✨✨✨