ひまわりの花。

ひまわりの花。

 

このブログのタイトルに使いました。

(開設した現在、このブログのタイトルは「ひまわりの花の下で」です。変える予定はないけど、もしかしたら、変えることもあるのかもしれない)

 

ひまわり。

私の好きな花なんです。

 

エピソードがありまして。

 

私は、15歳の時、高校1年生を1学期だけやって、夏休みから1年間、アメリカに留学しました。

たった1学期の間しかいなかった1年6組。

留学の準備に忙しく、また、2学期以降にはそのクラスにはいないので、クラスの決め事などにも関われずにいた1学期でした。

 

最後の日。

 

今日でお別れです、と挨拶をしました。

正直、私は目の前のアメリカ生活に気持ちが向いていたので、サラリと去るつもりでした。

 

クラスの前に出て、挨拶をしていたら、教室の扉が開いて。

目に飛び込んできたのは、たくさんのひまわりの花束。

誰が持っているのかわからないくらい、大きな花束でした。

 

「なおみちゃんはひまわりみたい。真っ直ぐ夢に向かっていて、誰よりも高いところで花を咲かせてる。」

 

この言葉は、私が目標に向かう時の姿勢の土台となりました。

今でもそうです。

ひまわりの様であれ。

 

太陽に向かってまっすぐ育つ花であれ。

目標に常に顔を向け、どんな風にも倒れぬ太い茎で支え、光をたくさん浴びるために大きな葉を広げよう。

地に根をはり、与えられたその環境の中で、いちばん大きく育つ花であれ。

 

1-6のクラスメイトにもらったあのひまわりの花束。

その後すぐにアメリカに発ったのですが、出発のその日も、花瓶の中でしっかりと咲いていました。

 

 

そして、今。

 

いろんな経験をし、人生を歩んできて、ひまわりの花の持つ意味は少し変化しつつあります。

 

今までは、自分がひまわりでした。

誰よりも高い所まで伸びて、花を咲かせるために必死だった。

 

今は。

 

他のひまわりを育てることにも、喜びを感じています。

 

目標に向かって努力している、様々なひまわり。

生徒、友達、仲間、家族、恋人、先輩、後輩。

大好きな俳優さんたち。

 

教育のお仕事に長いこと携わってきました。

 

私は、花に水をあげて育てるのが大好きなんです。

ひとつひとつ個性があって、育て方も少しずつ違う花を。

水がたくさん必要な人、肥料が必要な人、時々は影も必要な人、それぞれに合わせて大切に育てて、大きな花を咲かせるのが大好きなんです。

 

自分も咲きたいけれど、それ以上に、人を咲かせたい。

 

だから、「ひまわりの花の下で」です。

頑張って伸びようとしているひまわりの足元に、優しく水をあげる存在でありたい。

 

とか言いつつ、やっぱり自分もひまわりなので、周りを押しのけてでも高いところに行きたいときもありますが。

 

いつか、一面にひまわりが咲く場所に行ってみたいな~

写真で見かけるような。

 

今回も、お読みいただいてありがとうございました✨✨✨