痩せたという話題。減量の副作用。

痩せたという話題。

嬉しいよ。

でも落とし穴に落ちた、という話題です。

 

私は今、前より痩せて、とても嬉しいし、そのお陰で前向きになれたという事実があります。

 

でも、痩せ方が悪かった。

 

急激な減量は、副作用が大きい。

絶対やめた方がいい。
私は1ヶ月に8キロ近く失ったんです。体重バレるけど、体重の14%~15%くらい。

 

副作用。
まず、異常な躁状態が続きます。全く食べていないのにとても元気。仕事もバリバリこなして、頭の回転も早い。でも食欲は全く起こらない。異常。
これは、普通に食べられるようになるまでずっと続きました。ず~~っとエンジン全開状態。良いことのようだけど、周りから見たら異常だったと思う。

 

最初に「これはヤバい」と思ったのは、急に髪が抜け始めた時。シャンプーした時に指にゴソッと絡まる髪を見て、恐怖を覚えました。
そして、肌の表面がカサカサを通り越して、めくれてるのに気づく。

 

明らかに、自分が劣化してる、と感じた。

 

痩せて嬉しいけど、それ以上に、好きな人には絶対見せたくないような、劣化。
老化とかじゃない。
劣化。
もともと釣り合うもんでもなかったけど、もう終わりだと思った。
こんな劣化したんじゃ。

 

そして、何より怖かったのは、記憶力が落ちたこと。痴呆を疑うような症状が出ました。

それまでは、何か印象に残るキーワードがあれば、その時の情景が鮮明に思い出せた。レポ書いてたのとかは、そのテクを使って、キーワードだけを記憶して、後で全部を書き出してたんです。
これが出来なくなった。キーワードを思い出しても、それに付随するエピソードが出てこない。そのシーンは思い出せても、その時「何を覚えておこうとしたか」が出てこない。何か覚えておこうとしたんだけどなんだっけ?……そしてそこの記憶は完全に穴が空いてる。真っ白。
人の名前、勉強している心理学の技法の名前、歌詞の順番……。出てこないと焦る度に恐怖を感じ、それで胸に冷たいキュッとした感覚が走る。

 

これはヤバいと思った。


でも、もう、食べられなかったんですよね。食欲がないから、食べることが苦痛。
それでも、何故かコーンフレークと納豆だけは食べられたので、少しずつ量を増やしました。
今は、元通りくらい、食べられるようになっています。

 

減量してしまってから約1年になります。
副作用は戻ったのかどうか。


髪は新しいのが生えてきているようで、短い髪がいっぱいぴょんぴょんしています。

肌は……くすんだまんまかな。

記憶力は、わかりません。前よりマシになったけど、エピソード記憶のチカラは確実に全盛期より弱くなっている。

 

今日、大学の友達に会ったの。

 

大学時代、私は研究が楽しくて、相当苦しみつつも、楽しんで精一杯がんばった時代でした。


彼は私の全盛期を知っている。

かつ、どんなことも引かずに聞いて受け止めてくれる間柄なので、今日会う前に「私は劣化した」と伝えておいたんです。

「俺は久しぶりにお前に会うから、会うまでそんなのわかんないよ。」と言ってたけど、会うのはとても怖かった。

 

会ってひとことめ。
「変わんねぇな。」

そのひとことがとても嬉しかった。
「髪は爆発してんなw」って。
それは雨だからだ!!
(ノ`△´)ノぎゃー!
笑。

 

変わんねぇなと言ってもらえて安心したけど、やっぱり会話で困ることもありました。←記憶の問題で……

 

痩せたから、服はキレイに着れるようになりました。
でも、近づいて見られると、劣化した所は隠せない。

 

もう、この身体と付き合っていくしかないので、なんとか元通りになるように努力しています。

元通りを越えて、前よりいい状態に、必ず持っていってやる。

 

旧友と会ったことをきっかけに、このことを記録しておこうと思って記事にしました。

いつか「痩せた状態は続けつつ、副作用は克服しました!」という記事を書けるよう努力します。